野村いくよの最新情報

日々の活動を簡単に報告します。

越前市スクールランチ視察研修

2009年02月17日 | 活動


2月13日(金)朝早くからサンダーバードに乗って、福井県越前市JR駅は武生にスクールランチの視察に行ってきました。森みどり府議会議員、川上箕面市議、中浜、橋本高槻市議、私の5人です。
大阪府では、平成21年度から、橋下知事の公約にもあった、公立中学校スクールランチ等推進事業が始まるそうです。
高槻においても知事の公約前から、スクールランチを始めることになっていて、09年10月から全18中学校で実施するそうです。
枚方市においては、中学校給食となると、費用や場所の問題が大きいので無理だと判断されていますし、私もそう思っています。
視察はもちろん勉強になりますので、参加しました。
越前市は、今立町と武生市が合併した市です。スクールランチは、武生市で始まっています。その当事、福井県内で中学校給食がないのは、武生市だけだったということで、市長の公約で始められたそうです。
中学校給食の新しいかたちということで、選択性中学校給食「スクールランチ」となっています。
基本は、1)家庭からの弁当も含め、複数メニューの中から選ぶこと 2)ランチルーム(ふれあいルーム)があること(生徒数の半分が入る大きさが整備) 3)学習や新しいコミュニケーションを支えるITシステムの整備(コンピューターで予約などできる) 以上3点がそろっての事業ということでした。
民間委託はされていますが、メニューは市の栄養管理士が決めています。
ランチルームメニュー2種・ランチボックスメニュー2種で、二次調理がふれあいルームで行なわれ、温かいものは温かいものを、冷たいものは冷たいものを、が実施されています。2週間サイクルのメニューで、予約は1ヶ月分まとめて行ないます。ランチルームメニューを試食させていただきましたが、おいしかったですよランチボックスメニューは、教室で食べます。
給食率は70%を超えているということで、成功例となります。
メニューもカラー印刷で写真を使用していて、選びやすい工夫がされています。3日前には予約の取り消しもできるそうです。
越前市では一番規模の大きい武生第一中学校に寄せていただきました。ふれあいルームも木を使ってすてきでした。生徒さんたちも礼儀正しかったですよ
牛乳は全員分配られますので、やはり給食という概念です。保護者負担は食材費の250円ですが、集金なども業者が行なうとのことでした。
枚方市では、ふれあいルーム整備が場所の問題でやはり課題となるでしょうね。また、府からの初期事業費1校当たり250万円ですから、市の持ち出しが大変大きくなりますよね。


この日は、まず越前市議会事務局の方から、説明を受け、武生第一中学校でさらに詳しく説明していただき、中学校を出てからは、伝統産業の和紙を強調されていて、紙の文化博物館で、越前和紙の発祥や歴史、和紙を取り巻く人々の営みなどを丁寧に説明していただきました。株券などの電子化で、和紙生産も厳しい状況だそうです。製品も見せていただきました。
それから、江戸時代中期の紙漉き家屋を移築復元した卯立の工芸館で、昔ながらの道具を使って紙漉きの様子などの一連の行程を見せていただきました。私は初めてだったので楽しかったです。


その後越前そばを食べて、サンダーバードで帰ってきました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。