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第29回河北市議会議員合同研修会

2009年02月19日 | 活動
2月18日(木)河北市議会議員合同研修会が交野市立保健福祉総合センターで開催されました。
「食品の裏側」~食の本当の豊かさとは?~というタイトルで、食品ジャーナリスト 安部司さんが講演されました。
大学卒業後、食品・添加物商社に勤務され、トップセールスマンとなられましたが、退職後、無添加食品・自然海塩の開発にかかわり、食品添加物の現状、食生活の危機を訴えられています。
長机2つが舞台上に並べてありましたが、そこにはズラーッと添加物の入れ物が並べられていました。合成添加物もあれば、天然添加物もありました。それらを使って、いかに添加物というものが嘘っぱちなものなのかを説明されました。天然添加物といってもいいものではないこともわかりました。
卵と油を使わずに、添加物で、固体状ドレッシング(マヨネーズみたいなもの)ができあがり、おいしそうなジュースが出来上がり、色鮮やかなたくあんとなり…
おしゃべりしながら、どんどん添加物を使って食品を作り、とデパートなどで見る実演販売みたいでした。
日本の歴史上初めてあふれんばかりの添加物をの子どもたちが食べる時代となっています。それは、コンビニとファーストフードの出現が大きな原因となっているとのことです。
①安い ②簡単 ③便利 ④美しい ⑤味が濃い この添加物の働きが求められている限り、日本の食文化は衰退していくことでしょう。
私は、基本的に、安全な食べ物を求めているつもりです。自然派コープなど生協で購入しています。でもがちがちではありません。
しんどい財政状況で生活されている人が、安価なものを求めるのは自然なことです。添加物は…なんていっている余裕とかないんですから。そんな社会状況も考えていかなければならないと思っています。
安陪司さんの話されていることは、正しいことで、その通り!なんですが…
大体、利益を追求することが全てとなっていて、今、食に対する信頼が大きく損なわれているわけですよね。もっと根本的に食文化や食育について考えていかなければならないと思いました。

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