民主党２００９年度「女性議員ネットワーク会議」総会・研修

１１月２４～２５日　民主党本部で「女性議員ネットワーク会議」総会・研修が開催されました。大阪府本部男女共同参画委員会として５人が参加しました。
全体会で、党幹部挨拶として　小川敏夫国民運動委員長と小宮山洋子男女共同参画推進会議議長が挨拶。２００８年度活動報告がありました。
研修会は…「子どもの権利と女性の権利」をテーマに、
子ども手当てと子育て支援策について、泉健太内閣府大臣政務官からお話を伺いました。
子どもと女性の権利の法制度整備について、千葉景子法務大臣からお話を伺いました。
他に、事例報告として、三宅札幌市議会議員から「札幌市の子ども権利条例について」、井戸衆議院議員から「民法７７２条の展開について」の報告がありました。
その間、小沢代表が会場に来られ、挨拶をされました。
泉政務官の話は、「子ども・子育てビジョン（仮称）検討ワーキングチーム」の設置についてが主な報告でした。これまでの自公政権では、子育てが中心で、子ども自身を支援していくという概念がなかった訳です。
「すべての子どもたちに居場所を…」「すべての子どもたちに同じ権利がある」という民主党の考え方で「子ども手当て」にも取り組みたいという話でした。
「チルドレンファースト」ぶれることなく、確実に進めていってほしいですね。
千葉法務大臣の話は、今課題となっていること…女性差別撤廃条約選択議定書の批准について、と民法改正で「夫婦別姓」や「婚外子相続問題」のこと、人権救済機関の設置や取調べの可視化など、また、児童ポルノの問題など、多くの課題があることがわかりました。
夜の懇親会では、全国市町村会館で、全国から参加されている方と交流をしました。
二日目は、「子どもの権利について」をテーマに、東洋大学教授　森田明美さんの講演がありました。「子どもの権利条約総合研究所」で著名な方です。
「子どもの権利を実現する自治体をつくる」ということで、パワーポイントを使って詳細に説明をしていただきました。
また、参考に自分の市でも取り組んでいかねば・・・！

そして２５日昼からは、「民主党　地方自治体議員フォーラム」２００９年度全国研修会・総会があり、それにも半日だけ参加しました。
党幹部挨拶は、高嶋良充民主党筆頭副幹事長。
全体講演は、「鳩山政権の地域主権戦略」と題して、逢坂誠二衆議院議員、「鳩山政権の国家戦略」と題して、菅直人副総理・国家戦略担当大臣　漢お話を伺いました。
トークイベントとして、古田敦也元ヤクルトスワローズ監督と鈴木寛文部科学副大臣で、「子育てキャッチボールーボールひとつから始まる教育再生」～地域と組織そして人、スポーツを通じて経験したこと～と題しての対談がありました。

とにかく、政権与党になったことを実感する２日間でした。
とても強く各々が語られ、何だかとっても頼もしく感じました。なかなか簡単には進まないことは承知していますが、少しでも前進していくことを願わずにはいられません。本当に楽しみです