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枚方市研修

2009年02月11日 | 活動

2月10日(火)午後4時から枚方市職員研修が「公立病院改革と医療経営」という内容で行なわれました。議員にも案内があったので、参加しました。
京都大学大学院医学部研究科医療経済学分野教授 今中雄一先生が講師でした。枚方市民病院改革プランの指導もしていただいているらしいです。
とにかく今は、医師にとっても仕事量が増えていて(これは、内容的には患者にとっては説明責任やチーム医療等の事でよい事なのですが)以前と同じ人員で行なっているので、疲弊しているとのことです。
これは、教職員も同じですよね。
どこの自治体も公立病院は厳しい状況です。そこで、公立病院改革ガイドラインが出されたわけですが・・・
公立病院改革の必要性  ○公立病院の役割は、民間医療機関による提供が困難な医療を提供すること  ○地域において真に必要な公立病院の持続可能な経営をめざし、経営を効率化すること
地方公共団体は、今年度中に公立病院改革プランを策定することになっています。
枚方市民病院については、非常に努力をしていて、経営状況はいい方だということも述べられていました。
たくさんの資料で、時間には制限があるので、はしょられたところもあり、内容的にも自分の知識不足でついていけないとこもありましたが、経営改革には「組織文化」が重要であり、患者満足度と職員のやる気や意識の向上とは密な関係にあるということでした。結局は人によるところが多いということは理解できました。
それから、医療の提供側の資源が求められている量には不足しているのが現状で、医療資源を豊かにしなければならない訳で、そのためにはやはり政府として医療費を増加させなければならないことも述べられました。そのとおりですよね!


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