反・貧困

７月１４日～１５日　ふぇみん泊まってシンポin大阪が、大阪府社会福祉会館で開かれました。
１日目は、対談式講演という形で、雨宮処凛さんのお話を聴きました。「働けど、働けど、ワーキングプア・・・なんでやねん!!」
今は、作家の彼女は、２０歳ぐらいのときから、フリーターをしていました。
その経験で感じていた「生きにくさ」について考えてきたことで、現在は、生活も職も心も不安定にさらされている人々（プレカリアート）の問題に取り組み、活動をされています。
「自己責任」という言葉で片付けられようとしてきた問題が、実は政治的なことだったということが明らかになってきたわけです。
だからこそ、立ち上がろう！反乱を起こそう！ということで、「反・貧困」をキーワードに今年東京では「自由と生存のメーデー０７」が、大阪では「明るいビンボー★メーデー」が行われたそうです。
格差・貧困にとりくまない政治家はいらない!というのぼりも部屋に掲げられていました。
雨宮さんの最新刊「生きさせろ!」という本を読んでいます。
本当に政治を変えなければ、非正規雇用の下での貧困による死か、正規雇用の下での過労死か、の選択肢しかないのではないか・・・という状況です。