障害者権利条約批准推進フォーラム

４月１７日(金)　障害者権利条約批准推進フォーラムin北河内　が、守口文化センターで開催されました。
昨年１１月５日に、府内３１の障害者団体が障害種別の枠を越え、ＪＤＦ(日本障害フォーラム)の協力を得て、条約批准に向けた集会を行い、大阪府内各所で、同じように条約批准に向けた運動を起こすことになっているそうです。
そこで、北河内地域において、この日に行われた、ということです。
プログラムは・・・
１)主催者挨拶　
２）守口市長が来賓挨拶　
３)ミニコンサートとして、近藤浩志さんのチェロ演奏・ＮＰＯ法人「雅」の和太鼓演奏　
４)記念講演「もっと知ろう障害者の権利」　藤井克徳さん（ＪＤＦ日本障害フォーラム幹事会議長)
５)地域別アピール
という流れで行われました。
記念講演では、とてもわかりやすく説明と報告をしていただきました。
政府与党の方では、批准をしようと今国会で動いているそうですが、
批准をすることだけが目的ではなく、国内法がきっちり整備されて、確実に条約の内容が実行されることが大切なわけです。
現在の「障害者自立支援法」では、利用者に応益負担がある以上整備されているとはいえません。
ア：現行の関連法制の総点検、改正・創設
イ：批准時の最低要件　・障害のある人々のための差別禁止法の制定
　　　　　　　　　　　・実質的な監視機構(モニタリングシステム)の創設
ウ：障害者差別禁止条例をつくること
この３点が重点課題となります。
その上での批准ということで、まだまだ道のりがありますが、私自身もしっかり動いていきたいと思っています。
北河内７市からそれぞれの立場で７人の方からのアピールは、訴えるものがしっかり伝わってきました。
とにかく障害のあるなしにかかわらず、だれでもがあたりまえに安心して生活できる社会実現　共に歩んでいきましょう