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文教常任委員会先進都市研修

2012年02月02日 | 枚方市議会

1月31日~2月1日 文教常任委員会の先進都市研修に出かけました。
例年なら、11月に行われるのですが、8月末に市長選があり、9月議会の日程がずれましたので、
この時期になりました。

文教常任委員会は、今回大きな課題となっています中学校給食について、
幼保・小・中連携で、教育委員会内にこども課を設置しているのは珍しいので、それらについて、
をテーマにしました。

福岡県久留米市では、中学校給食全員喫食で行われています。
給食共同調理場を訪れました。
翌日訪れる佐賀市も、以前日政連議員で研修に訪れた越前市も、市町村合併により、
旧で、給食を実施しているところがあれば、やはりそちらに合わせていくこととなり給食を始めているようです。
久留米市では、PFI(民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用)方式で、共同調理場を事業展開されています。
学校数は、枚方市と変わりませんが、児童生徒数は大きく異なります。
合併前に行われた方法はそのままなので、自校方式、センター方式に分かれています。
初めは弁当による選択制を考えられていたようですが、アンケートなどの結果から、全員給食の方法に決定されたそうです。

二日目は、佐賀県佐賀市を訪れました。
合併により、それまで中学校給食を実施していなかった旧佐賀市において、給食を始められました。
こちらは、アンケートなどの結果から、家庭の弁当を持参することを望んでいる声も多かったことから
選択制弁当方式にされました。他は、センター方式や親子方式で元々実施されています。
調理可能食数を最大対象生徒の8割位に設定して、事業を展開されました。調理業務等は民間委託です。
月単位の申し込みで前納となっています。現時点では、5割にもなっていませんが、実施して1年半ぐらいなので、お弁当経験者がいなくなったころには、5割ぐらいに落ち着くのでは、と話されていました。
ミルク給食を実施されているので、お弁当持参でも給食実施となります。

中学校給食については、枚方市では、アンケートを抽出で市民に協力をしていただき、集計を行っているところです。3月末までには、計画を府に提出しなければなりませんので、いろいろ参考になり、有意義な研修になったと思います。

また、佐賀市でのこども課の設置に至るまでのお話と現時点での課題も聴かせていただき、4月からの機構改革で枚方市も、何らかの形が提示されます。以前から「こども」というキーワードで括る部署がいるのではないか、と提言してきましたので、参考とさせていただくことができました。
幼保・小の連携では、公立が少ない中、学校と保育園との連携作りに、本当に努力されている様子を伺うことができて良かったと思っています。

文教常任委員会委員のみなさんと楽しく有意義な研修ができて本当に良かったです。


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