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DAYS JAPAN

2007年05月24日 | 雑記
DAYS JAPAN という雑誌をご存知ですか?
河隆一責任編集 世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌で、
「一枚の写真が国家を動かすこともある」とういうコピーが表紙にいつも書かれています。
6月号の特集は、「慰安婦」 100人の証言 ということで、戦時中に日本軍が占領地で何をしたのか。
私たちは歴史とまじめに向き合わなければならないことが語られています。
アメリカ議会に「慰安婦」決議案が提出されたのにもかかわらず、政府に「軍や官憲による強制連行はなかった」という見解を正当化しようという動きがあります。
河野談話(1993年に「慰安婦」問題について軍関与と強制を認めて「反省とお詫びの気持ち」を表明、当事の内閣官房長官の談話)を安倍首相は踏襲するといいながら、実は軍の関与はなかった、ということも言っているわけです。
私は以前、その被害女性である当事者からお話を聴く機会が何回かありました。
聴いてて、言葉にならない感情をもったわけですが、それがつくり話であるはずがありません。
被害女性たちの苦痛は戦時下に留まることなく、戦後の長い期間にも及んでいるわけです。
女性たちにとって、戦争は未だ終わっていないわけです。
また戦後60年以上が経ち、高齢となった女性たちの中には亡くなられた方もおられます。
歴史と真剣に向き合い、被害女性たちの尊厳の回復に向けて私たちはすすんでいかなければならないと強く思っています。

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