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性暴力サバイバーの素顔

2006年11月30日 | 活動
11月25日(土)この日は朝から大阪と枚方を行ったり来たりしていました。
民主党大阪府連の選対委員会、枚方市小学生駅伝大会、民主党11区常任幹事会、
子ども情報研究センター30周年記念事業で、フィンランド視察報告
そして、最後に豊中すてっぷで、フォトジャーナリストの大藪のぶ子さんの講演を聴きました。
「DAYS JAPAN」という月刊誌の8月号で初めて知った女性です。
アメリカ在住の方ですが、「レイプ・性的虐待サバイバーたちの素顔」
(サバイバー:単に被害を受けただけではなく、そこで死ぬほどの苦しみに遭いながら生き延びたものという意味)
というプロジェクトを始められて、アメリカやカナダで、70人近くのサバイバーたちに会い、写真撮影をおこない、
その写真展をアメリカ各地で開かれています。
日本でも今年春に講演をおこなわれていたそうです。
事実彼女自身がサバイバーであり、だからこそ彼女が撮影した写真は人の心を動かすのだろう…とも思いました。
実際会場からも告白があったりして、力づけられているのだと実感しました。
アメリカでは親族や親戚からの性的虐待が非常に多いとのことです。
このことは、CAPなどの取り組みを聞くときにも必ず言われることです。
知らない人からの被害は非常に少なく、身近な人からの被害の方がずっと多いと。
実際に、4人に1人の女の子、6人に1人の男の子が18歳までに何らかの性的虐待を受けているらしいです。
日本でも数字はわかりませんが、同じようなことが言えるのではないでしょうか。
性暴力を許さない、その被害者にも加害者にもならない環境を私たちはつくっていかなければならないし、
支援もおこなっていかなければならない、そのために何ができるのか、考えていきたいです。

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