１２月になりました！

ずいぶんご無沙汰してしまいました。
今、本当に教育基本法が危機的状況にあります。
早ければ、来週にも「改正」案が可決されるのでないか…と報道されています。
参議院教育基本法特別委員会で、いじめ問題などを中心に審議されているようですが、政府与党は改正ありきで動いているので、国会議員の皆さんにはぜひがんばっていただきたいです

政府の教育再生会議も平行して行われていますが、
いじめ問題に対しては、厳罰主義みたいなことを考えられているようです。
何といえばいいのでしょうか…現場をご存知の方はお分かりになると思いますが、
白黒はっきりできることではないですよね、もちろんいじめ行動そのものは許されないことです。
学校は社会の縮図だと思っています。大人社会が子どもたちに与えている影響はいったいどうなんでしょうか。
そして４０人という集団をひとりの教師がみている、ということにも理解を示すべきです。
もっと教員にも子どもたちにも余裕がなければなりません。でも現実は教員に課せられた仕事量は非常に多く、文部省の調査でも残業が以前よりも多くなっていたり、労働時間が過労死の基準にも達している教員も多いらしいです。
子どもたちと向き合う時間を、子どもたちと共に考えたり、遊んだり、すごす時間を用意するべきです。
また新自由主義とかで、子どもたちがしんどい状況に追い込まれているのではないでしょうか。
対処法ばかりでなく、何故現実がこうなってしまっているのか、考えていきましょうよ。