4月25日(木)
2013年度 枚方・交野地区更生保護女性会総会 が ラポールひらかたで開催されました。
最後までいることができませんでしたが、参加しました。
なでしこコーラスがオープニングを飾り、総会は始まりました。
来賓の方のご挨拶があり、その後は講演です。
「少年院における処遇」という演題で、交野女子学院前院長の今津武治さんが講演されました。
最初に、少年犯罪が、近年「凶悪化、増加、低年齢化」している と言われていますが、統計上「そんなことはない」ということを強調されていました。マスコミの扱い方の問題だと…。
少年院は全国で52カ所あり、約3000人が生活をしているそうです。
処遇というのは、非行のある少年に働きかけ(教育)をする ということです。
実際少年院に入っている子どもたちは、社会的弱者であることが多いそうです。
要するに、いじめに遭った経験がある子や、ネグレクトなど虐待の経験がある子たちだそうです。
居場所を求めて不良グループに入ってしまった子たちが、非行に走る てことですね。
非行少年たちの背景、生活環境や成育歴なども知ることから働きかけが始まる、ということです。
そして、彼らに大切なことは、居場所と出番(役割)を見つけること だと…
すべての人に居場所と出番がある社会の実現を! なんですよね。
そんなお話を聴いている途中でしたが、他に約束があったので申し訳ありませんでしたが、退席しました。
でも、お話をお聴きすることによって、改めて確認することができることなどがあったりして、よかったです。