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3.1枚方市平和の日

2012年03月01日 | 活動

戦前枚方は軍需の町でした。1939年3月1日 旧陸軍の施設の一つ 禁野火薬庫で約700人が死傷する大爆発が起こりました。
枚方市では、こうした惨事を風化させないために、1982年に大阪府内で初めて「非核平和都市」を宣言し、また爆発から50年目の1989年に、3月1日を「枚方市平和の日」と定めました。
また、3月1日という日は、1954年にアメリカがビキニ環礁で行った水爆実験により第5福竜丸が被曝した日でもあります。
福島第1原発の大事故で、放射能や「被曝する」ことに、私たちは不安な状況にもあり、昨夜も第5福竜丸の被爆や、当時のマグロの状況などが、報道番組に取り上げられていました。

今日の3.1枚方市平和の日のイベントは、平和への祈りとともに、東日本大震災の被災地復興への願いも込められ、「平和の燈火(あかり)」 7000のキャンドルが岡東中央公園に灯りました。
17:30 開会 枚方合唱協会混声合唱団有志による平和のうた
竹内脩枚方市長の主催者あいさつ    7000のキャンドルに点火(ボランティアの皆さん)
中宮北小学校児童による平和メッセージ(戦跡めぐりをし、禁野火薬庫の大爆発について)

福島県富岡町社会福祉協議会のお二人からの報告・メッセージ
平和の祈りと復興の願いを込めて“黙祷”   Love&Peace あかりライヴ『CHECK DoLL』  閉会
のプログラムでした。

私は、枚方市教職員組合の「3.1枚方市平和の日枚教組平和を考える集会」に6時半から参加しなければならなかったので、福島県富岡町社会福祉協議会の方のお話を聴いてから公園から市民会館大ホールに移動しました。

キャンドルの一部は、福島県に届けられるそうです。
小学生たちも含め、多くの人からのメッセージが、キャンドルの筒に書かれて、すばらしかったです。

大ホールでは、前大阪教職員組合執行委員長の新居晴幸さんの講演でした。戦争の語り部として、教職員であるみなさんが、多くを学び、次の世代へと語り、伝えていくことの大切さを訴えられました。
その題材は、周りにいくらでもあるので、学ぶことの重要性も強調されました。

平和の日を制定している市は、大阪府内では枚方市だけです。しっかりと平和を発信し、次の世代に平和な社会を残していくことに、これからも力を尽くしていきたいですね。 


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