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五常校区第8回防災フェスティバル

2011年02月28日 | 活動
2月27日(日) 9時にそれぞれの自治会で集合し、避難所となる五常小体育館へ。
9時半に、避難誘導人数の報告を行い、8回目の防災フェスティバルが開催されました。
野々村会長の挨拶の後に、私も挨拶をさせていただきました。
何といっても、NZ地震が数日前に起こったところです。TVの画面から見る惨状に地震の怖さをつくづく実感しているところです。
自然災害の被害はいつ遭遇するかわからない状況にあります。
だからこそ、防災・減災にしっかりと取り組まなければなりません。
そのための行政の役割はもちろん大きいですが、いざ被害にあって救出となると、隣近所の方とのコミュニケーションから生まれる、ご近所力、それがつながり拡がる地域力の高まりが今一番強く求められていると思います。
五常校区では、毎年防災訓練を含む防災フェスティバルが開催され、地域力として積み重ねることができていると思います。
枚方市は、他の市町村に先駆けて、自主防災組織がすべての小学校区で出来ています。
45の自主防災会がそれぞれ大地震に備えて防災訓練をされているわけです。
27日は、他に2校区で防災訓練が行われていたそうです。
市においても、それぞれに防災リーダーをさらに育成していく計画もあります。
市立小・中学校の耐震補強工事もこの3月末で、すべて完了し、耐震化率100%となります。これも他の自治体に比べて進んでいるところです。
支えあい助けあう、安心・安全のまちづくりにこれからも全力で取り組んでまいります

今回の防災フェスティバルは・・・
防災講演「阪神・淡路大震災~その体験を語る~」 阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 語り部 谷川三郎さん
救急救護訓練(AED他)枚方市女性消防団

谷川さんは、被災者でもあり、芦屋市の職員でもあったわけです。人と防災未来センターには現在40数人の語り部がおられるそうですが、市役所の職員でもあった方は、谷川さんの一人だそうです。そのときは、建設部長だったということで、とにかく、芦屋市役所に行かなければならない、ということで、駆けつけられたわけですが、自動車で行く、という大失敗を起こしてしまいました。など・・・ 本当に体験者として、また行政の対応をしなければならさかった人として、様々な角度から話されました。
まずは、ご家族が無事であったことが、谷川さん自身が行政マンとしてしっかりと動くことが出来た大きな要因であることも強調されました。
個人としては、瓦葺の家は、1階がぺちゃんこになってしまうので、寝室は2階がいいですよ、とか、家具が倒れてこない部屋で寝ましょう、とか話されていました。
行政としては、初動対応の重要性を述べられました。

300人近くが体育館に集まり、12時過ぎまであったのですが、結構冷え込む中、講演にも訓練にも皆さん集中されていました。アルファー化米炊き出しセットを頂いて帰りました。




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