のほほんシングルライフ

実家暮らし30代シングルOLの日常。
諸事情により、TB不可設定になっています。

禁断症状

2006-06-15 22:21:27 | 日記
「エリザベート」の千秋楽からまだ半月しか経ってないのに、
もう山口さんの歌が聴きたくてしょうがないです。

いまは「レ・ミゼラブル」が脳内でハードリピート中。
しかし、もちろん全編を通しでは覚えていないし、
同じ曲の違うシーンの歌にいつの間にか変わったりで
再現するのには限界があります。

じゃあ、CDを聴けばいいじゃん!
という声が聞こえてきそうですが、
実はワタクシCDは余り好きじゃないのです。

もちろん山口盤を含め、新生レミのCDは
3種類持っているのですが、
気に入っているのがありません。

どうしてもピタリと好みの組み合わせではないのです。
さらに言うなら、ライブ録音とスタジオ録音が
混在しているのも気に入らないし、
山口さんに関してはレミコン以降の歌い方のほうが
好きなのです。

お気に入りの組合せの録音なら3倍はお金出すよ。
スタジオじゃなく、ライブ盤でよろしく。
ってなわけで、私の理想の組合せ。

ジャン・バルジャン 山口 祐一郎
ジャベール 岡 幸二郎
エポニーヌ 笹本 玲奈
ファンテーヌ マルシア
コゼット 剱持 たまき
マリウス 岡田 浩暉
テナルディエ 駒田 一
テナルディエの妻 森 公美子
アンジョルラス 坂元 健児

おまけでアンサンブル
グランテール 阿部 裕
バベ(というかアーミーオフィサー)阿部 よしつぐ

で、ぜひともお願いしたいです。

でも舞台は生き物なので、自分的に完璧な組合せでも
役者さんや自分の調子、会場のお客さんのノリなど、
全ての要素の歯車が合わないとしっくりこない。
全てがきっちり噛み合った時は鳥肌ものです。

組合せ的にはベストでなくても、
舞台と客席が一体となって盛り上がる回もある。

私が忘れられないのは2005年の5月1日ソワレ。
あの回は、私的にはベストな組合せでなかったけれど、
お客さんがとっても良かった(もちろん役者さんも)。

皆が舞台に集中していて、拍手がすごく上手だった。
普段拍手したくても次のシーンとの繋がりで
拍手する隙がないような場面でも、パッと拍手して、
次の演技の邪魔をせずにパッと止める
絶妙のタイミングが素晴らしかった。

もちろん板の上の役者さんは良い演技をしていて、
お客さんはそれを惜しみなく賞賛し、
役者さんは更にそれに応える感じですごい熱気。

これは私だけが感じたことではなかったようで、
その回のジャベールだった岡さんがブログで
触れていますので、興味がある方は岡さんのブログ
エグゼリーノの青い溜息の2005年5月1日の
記事を見てみてください。

見終わってからこの日の録音のCDを下さいって
言えるのが理想だなぁ。
もし買えるなら、ジャケットも歌詞カードもなしの
裸のCD-Rでいいですよ。