農業はじめました。順調です。その他趣味として資格や検定。献血にも最近はまる

新規就農した家族の一日 育児と農業、資格・検定取得、献血を中心とした家族共通のブログ 少量多品目露地野菜で3反

雑草などを食す

2008年04月30日 | 子育てと食育
今日は家の周りに生えている雑草などをとってきて食べてみました。シロツメクサは花の部分をとってきて、酢漬けにしてみました。食用菊と同じような感覚でした。甘い香りがして食欲をそそられましたが、食感があまりよくないです。若い花だけつんで食べればいいのかもしれません。次にカラスノエンドウ。若いさやをとって油いためにしてみたのですが、硬い!とても食べれる代物ではないです。あとで調べてみたら若芽をとって食べるべきでした。最後に藤の花。これはてんぷらにして食べましたが、これはいけました。風味よく、えぐみは全くなく、美味しかったです。

普段、あまり見向きもしなかった植物も食糧難になったときどんなものをどんな風に食べればいいのか知っておくこともよいことだと思います。わざわざ畑で栽培するものではなく、むしろ嫌われ者である雑草も食べられることが分かれば、愛着もわいてくるかもしれません。畑ではもう少しするとスベリヒユが幅を利かせてくるはずです。これも食べられるそうなので、今度食べてみようかと思っています。今月の現代農業はスギナの特集でしたが、やはり畑の嫌われ者であるスギナも、食べたりお茶にしたりできるそうなので、これも今度やってみるつもりです。

現代農業 2008年 05月号 [雑誌]

そういえばカラスノエンドウって、エンドウと名前がつきますが、ソラマメに近いそうです。実際、豆のさやのつき方は、ソラマメと同じように上を向いていました。カラスノエンドウ食べる作戦は見事に失敗でしたが、そんな小さな発見があって面白かったです。

苗を植えてきました

2008年04月29日 | 家庭菜園
昨日買った苗を畑に植えてきました。ついでにイチゴの受粉とかホウレンソウ、コマツナの間引きをしてきました。1歳のおてんば娘がお母さんのやることをまねして、コマツナを引きちぎって困りました。お母さんは間引きをしているんだけど・・・・・幼い子供に分かるはずもありません。
ずっと美味しく食べてきたつぼみ菜も1週間ほっておいたら、花が咲いてしまい硬くなってしまいました。もう終わりですね。ソラマメにも実がつきました。ソラマメというくらいですから、やはり豆のさやが上を向いていて面白かったです。
1ヶ月くらい前に植えたブロッコリーはもう蕾ができてきてしまいました。もう少し大きくしたかったのですが、花が咲く前に食べてしまわないといけません。

果菜類の苗を仕入れました

2008年04月28日 | 家庭菜園
果菜類の苗を仕入れました。ナス、ピーマン、キュウリ、それから果菜類ではないけれどアカジソの苗も。各1本ずつだけです。家庭で消費する分だけなので、これで十分だと思っています。キュウリなどはよく消費するので、時期をずらしてまた植えようかと思っています。高い金を出して接木苗を買ったほうがいいのでしょうけど、今日行った種苗屋さんには接木苗はあるにはあったのですが、台木から芽が結構でていたり、ころんでいたりして、あまりよい姿をしていなかったので、自根苗で我慢しました。苗半作というくらいですから、やはり苗は慎重に選ばないといけないです。
私の選定基準としては、徒長していないことが最も重要と考えています。節間が狭いこと。それから胚軸が短いこと。つまり、苗はずんくりむっくりしているものを選びます。ころんでいる苗もNGです。胚軸がピーンと垂直に立ち上がっていることです。
あとは老化していないことです。さすがにポットをはずして根鉢をみるわけにはいきませんから、あくまでもポットの大きさに対して適正な葉数になっているかというとことで判断します。
子葉が残っているかについても見ますが、これに関しては苗が小さいとき以外はあまり関係ないかもしれません。

しかし、ちょっと目を放していた隙に、よちよち歩きの娘が勝手にナスの苗をつかんで歩いていました。この苗、上に書いた選定基準とはまるで逆の感じでひょろひょろしていて気に入らなかったのですが、しょうがないので買いました。明日、天気がよければ畑に植えに行こうと思います。その様子はまた明日報告します。

イチゴ狩り

2008年04月27日 | 子育てと食育
イチゴ狩りに行ってきました。少し安めで30分食べ放題で大人900円、3歳以上小学生まで500円でした。実際は30分も食べ続けるのは大変でしたが、いやというほどイチゴが食べられてよかったです。プロのイチゴの栽培についてもじっくり観察できました。イチゴ狩りに開放しているハウスなので、高設栽培でイチゴが取りやすいようになっていました。イチゴの品種はよく分からなかったですが、甘くて美味しかったです。
イチゴ狩りとして観光農園として開放するのは農家にとって、収穫調整出荷の手間が省ける分、よい方法だと思います。イチゴの作業時間の多くは収穫調整出荷ですので、労働時間が1人年間1800時間とすると、結局栽培面積も労働時間の限界によって制限されてしまうため、大規模にイチゴでやっていくなら、臨時雇用を考えるかあるいは観光農園にしていくかしかないと思います。
ただし、イチゴ狩りとして開放するならば、手洗い場、トイレ、駐車場などの整備が必要不可欠です。その辺りの整備が必要になるため、いざ自分たちでやろうとするといろんな障害を乗り越えなければならないと思います。ゆくゆくは我々も観光農園を農業の多角化の一手段として考えていこうと思いますので、今後もいろんなところを見に行こうと思っています。

家探し

2008年04月24日 | 就農活動・農業研修
先日見学させていただいた農地については、借りられるめぼしがつきそうで、農業のプロである農政事務所の方がたからも、日当り土壌共によい農地である旨、太鼓判を押してくれました。近所の農業委員の方の人柄もよく、就農地として話を進めようということになりました。ここで問題になってくるのが、家の確保です。近くの空いている農家はやはり借りることが困難のようで、近隣の住宅を今あたってもらっています。他に2軒よい住宅(ただし農家ではなく普通の家)が空いているのですが、片方は貸すのはやはり無理だそうです。もう片方の空き家は持ち主が売り家として不動産屋にだしているようで、先ほど電話で持ち主の実家の方と連絡を取りましたら、検討してみるが不動産屋さんを通して話を進めて欲しいとのことでした。そこで、早速不動産屋に電話しようと思っています。

借りる家はなるべく農地と近いほうがいいので、妥当な値段で貸してくれるようならありがたいと思っています。ただし、この家は農家ではないので、例えば農機を置くスペースがないことや収穫後の調整・出荷作業のスペースがないなど不便な点は出てくるかとは思いますが、欲を言っているときりがないし話が進まないので、妥協できる範囲は妥協していこうと思います。

農業セミナー

2008年04月22日 | 就農活動・農業研修
あるオンライン農業セミナーを聞いてみました。内容は食品廃棄物から堆肥を作ってほ場に還元し、美味しい野菜を作ろうというものでした。循環型社会実現の基礎となるシステムのひとつであると思いました。そもそも昔の農業社会では、生ごみから堆肥を作って畑にまき、得られた農産物を食べてまた排出される生ごみをまた堆肥にして・・・という循環が当たり前のように行われていたのです。当たり前とはいえそういう当たり前の社会に戻すのが大変なのが今の便利な社会なのですが、そういう社会の実現こそが持続可能性のある農業システムなのではないかと意を新たにしました。まだまだ実現に向けてはいろんな困難があると思いますが、そういうシステムを考えて作っていこうとするコンサルタントがいらっしゃるということは大変よいことだと思っています。ただし、システムの導入に金がかかりすぎて、一般の農家がそれを行おうとすると大変です。もちろんそういうコンサルタントも営利企業なのですから、考えたシステムを売って金儲けをしないといけないあたりに、一つの限界を感じざるを得ません。非営利な国や地方公共団体の研究所などこそがこのようなシステムを考案して、農業システムとして広めていくような努力が必要なんじゃないかと思っています。

農地見学と農業委員との面会

2008年04月21日 | 就農活動・農業研修
今日、就農の第一候補地である農地と家を見学に行きました。同行してくれましたのは、市役所の農業委員会担当職員の方々3名と農務事務所の所長さんをはじめ、課長と主査の3名、それから我々夫婦と子供で総勢9名の団体でした。本当に皆様の暖かい励ましとご指導に深く感謝です。現地で当該地域を担当する農業委員の方にお会いして、ご案内いただきました。就農予定地については農地は確保できる見通しを得ている旨、聞き及びほっとしていますが、残念ながらめぼしをつけていた家についてはやはり借りることが困難な状況のようです。ただ、近くに空き家が2件ほどあって、借りられるかどうかその農業委員の方が折衝してくださるそうです。本当にその農業委員の方も親切な方です。最後にそのお宅でお茶までご馳走になりました。家の見通しが立てば、いよいよ本格的に動き始めることになります。始動まであと一歩のところまで来たようです。家の見通しについて連休明けくらいに連絡があることを期待しています。お借りできる予定の農地は駅からもかなり近く、もしも近くに家が借りられるなら、学校も近いし大変便利な場所です。

なんと!すでにいつでも使ってよい5畝ほどの農地とネギの苗まで用意してくださっていました。市役所の農業委員担当の方によれば、万が一お借りできる農地の面積が下限面積に届かないことや近くの家が借りれない場合、別の場所をまた探すことが必要になるかもしれませんが、すでに次善の候補地もめぼしがあるようでした。ありがたい話です。

我々の我侭のために多くの人にお付き合い頂き、感謝の意に堪えません。期待に沿えるように我々も頑張ろうと思います。

耕耘機のエンジンがかからない

2008年04月20日 | 家庭菜園
いよいよ耕耘機を使って本格的に耕そうと思った矢先、耕耘機のエンジンがどうしてもかからない。

昨年秋からガソリンを入れっぱなしにしたせいかもしれないと思い、ガソリンを抜いて新しいガソリンを入れましたが、まだかからない。オイルも点検しましたが異常なし。プラグを抜いてみましたが、大分汚れていました。一応火花は散るみたいでしたので、よくワイヤーブラシで磨いた後、電極部分の幅を狭くしたらようやくかかるようになりました。悪戦苦闘すること約3時間でした。本格的に農業を営もうとする場合、自分で農機の整備点検修理をしなければなりません。今回のはプラグで解決できたので何とかなりましたが、キャブレーターのオーバーホールまでやるとなると大変でした。しかし、そういう作業も必要になるときが来ます。そのたびにプロを呼んでいてはお金がかかってしょうがないので、こういうことも経験を積んで徐々に自分でできるようになっていくしかないと考えています。

我が家のベランダ

2008年04月19日 | 家庭菜園
我が家のベランダは今、花盛りです。取り残したコマツナやシュンギク、レタスやキャベツ、ホウレンソウなどがさいています。ちょっと前までは、ラズベリーの白い花が可憐に咲いていましたし、水仙も咲いていました。シュンギクやキャベツなどは収穫した後の残渣をほったらかしにしていたら咲いたのです。ベランダ菜園は食べた後、更に花まで楽しめて一石二鳥だと思います。花をそのまま残しておけば種取りも可能になるかと期待していますが、同じアブラナ科であるコマツナとキャベツは少なくとも交雑の可能性が極めて高いので、その種を植えたらどんなのが生えてくるかは分かりません。
ベランダで最近こっているのは泥付ネギを食べた後の根元をプランターに植えておくとまた生えてきて1ヶ月くらいで食べれる大きさになりお得です。元のネギの太さよりも細くなってしまいますが、ちゃんとネギの味はしますので、薬味などに使う分には申し分ありません。ユリ科の仲間は根に強い力があるみたいで、植えておくと勝手に生えてきて栽培が簡単でいいですね。農業としてやるには本当にネギとかタマネギとか大変だと思いますが、趣味でベランダ菜園は気軽でよい息抜きになります。

役場の担当者

2008年04月16日 | 就農活動・農業研修
今日、探してもらっている農地について、見学など手配したいと思って電話しました。ところが、役場の農業委員会事務局担当の職員が配置転換で違う人になってしまったそうでした。新しい方はこの4月に着任したばかりで、まだよくわかっていないらしく、話がなかなか先に進まない様でした。市役所を含め公務員は数年で配置転換になるようです。公務員はいろんな仕事ができなければならないということなのでしょうけど、仕事の早さを考えると少々能率が悪いように感じざるを得ません。まあ、お願いしている立場である以上、あまりわがままを言わず、気長に待つしかないのでしょうけど、はやく話が進まないかなあと少しあせってしまいます。4月中にはアクションを起こそうと思っていましたが、もう少し先になるかもしれません。

夫の目標

2008年04月15日 | 就農活動・農業研修
夫の農業への協力に関して、当面の目標を書いたものをここに記します。

収入源確保による生活の安定化の観点もあり、当面夫は兼業スタイルとなるため、作業は休日が主体
施肥・耕転などの農業機械運転並びにその整備、その他力仕事は主として夫が担当する
職場が都内であり、順次そちらの方面へ販路を拡大し、出荷作業にも従事する
栽培計画、営農計画・管理、経営計画などのプランニングやマネージメント
販路の確保はあらゆる人脈を頼り、既に幾つか候補となる販路の目星がある
家族経営協定を結び、役割分担を明確化する(営農の主体は本人であり、夫は総括事業主として技術支援と資金援助など)
農業の研究にも精力を注ぎ、日本の農業技術を更に先進化させる
教育者として、これからの若者に農業の大切さ・楽しさを理解させ、環境教育の場としても活用する

以上のような感じです。家族経営協定は以前のブログで紹介しましたが、役割分担を明確にしておくことで、それぞれの仕事に責任が生まれるものだと思っています。

年間労働時間

2008年04月14日 | 就農活動・農業研修
我々の農業の作業時間についてです。5月、10-11月が本計画では農繁期と位置づけられますが、最大で月間100時間であり基本的には対応可能な範囲に抑えてあります。必要に応じて雇用労働力を確保することも考えております。年間を通した雇用ではなく、臨時的な雇用となるため、学生の農作業体験・インターンシップなどと連動させられればと思っています。。別途、特に女性就農者を応援したい気持ちもあり、ゆくゆくは後進の指導を行いながら農業経営を行いたいです。

確保する農地面積は20aです。一部の未利用のほ場はハーブ類の試験栽培・栽培技術の習得のために利用する予定があります。ハーブの一部は精油として出荷する予定である。また、地場野菜、地元野菜の固定種を栽培・採種して、種子や苗を周辺の家庭菜園を楽しむ方に配布し、広めていく活動もしてみたいです。

最近、コメントを頂戴しますが、どうやってお返事を返したらいいのか分かりません。ブログ超初心者なので。とにかくありがとうございます。


私も他の農業をやっていらっしゃるブログもよく拝見しますが、みんなよくできていて勉強になります。

パソコンの技術も勉強したいと思います。ゆくゆくはこのブログをベースに野菜販売などもやってみたいと思っていますので、そういう勉強も重要です。

作付ローテーション

2008年04月13日 | 就農活動・農業研修
就農計画書に書いた作付ローテーションをここに発表します。

連作障害を回避するため、ほ場を2aごと10分割しておよそ1年ごとにローテーションし5年ごとに同じほ場で栽培するようになります。A, B, Cは1年1作、D, E, F, Gは1年で2作とします。なお、実際に耕作する20aに加えて周辺への農薬のドリフト防止と休耕して地力を回復させることを考え、2aほど余分に確保できれば幸いです。
特に連作に弱いナス科であるピーマン、バレイショ、それから品目数が多いアブラナ科であるハクサイ、ダイコン、キャベツに気を使います。また各野菜で最適pH範囲が異なるため、前作との関係もよく考えておく必要があります。その他として、ハーブ類やアジアの珍しい野菜を栽培する計画がありますが、これに関しても後作に影響を与えないように考慮する必要があります。植物のアレロパシー効果や相互作用に着目して、植物の組み合わせを考えて減(無)農薬栽培を指向するコンパニオンプランツという考え方が浸透してきているため、今後調べてみる必要があります。随時、最新の需要に対応して、作付面積の増減、品目の見直しや入れ替えを行います。パイプハウスなどによる施設栽培は考えていないが、農機の収納場所が近くに確保できない場合、苦肉の策として隅のほうに農機具庫としてパイプハウスなどを設置するかもしれません。

就農準備校のe-mail塾有機農業コースをやっと終えました

2008年04月12日 | 就農活動・農業研修
就農準備校のe-mail塾有機農業コースをやっと終えました。なかなか難しかったです。最終試験として、これからの有機農業の方向性という課題を選択しました。勝手なことを書いてしまいましたが、どのような添削が帰ってくるかとても楽しみです。これでe-mail塾は農業一般、野菜、有機農業と3コースを制覇、以前やった農業e-ラーニングでは葉菜類と果菜類の2コースを制覇しました。合計で3万円ほどかかりましたが、在宅で農業を学べる講座としてとても勉強になりました。これから、就農準備校本部の農業講座が座学ですが、夜に週2回くらいでありますので、それを受講する予定で5月から始まります。そのあとは実践をぼちぼち始めなければなりませんが、日中は仕事がありますし、土日だけとなってしまいます。各種農業体験講座が1泊2日程度でありますので、そのあたりを今度試してみようと思っていますが、子供をどうしようかと悩んでいます。やはり子供がいて仕事もしているとなかなか難しいものですが、なんとか万難を排して参加してみようと思っています。