農業経営改善に大いに役立つ簿記の勉強をしていまして、その力試しに簿記検定を受験しました。2月に3級は合格していたのですが、昨日2級の試験がありました。手ごたえとしては微妙な感じです。しかし、勉強したことに意義があると考えております。負け惜しみではないですが。簿記の勉強をする中でいろいろな経費の積み上げ方を学ぶことができましたし、農業といっても本当にいろいろな稼ぎ方が考えられるということを学ぶことができました。経営の多角化、安定化に簿記の勉強で得られた知識は本当に役に立ちそうです。今までよくわからなかった棚卸のことなどもよくわかりました。節税に効果的だと思います。単に物を作って販売するだけが農業ではないです。3級までは商業簿記しかなかったですが、2級の勉強をする中で工業簿記の考え方を学ぶことができました。農業に相通じるところが大です。農業簿記試験というのもあります。腕試しに3級ですが、受験して合格しています。しかし、農業簿記はわざわざ受けるほどのものでもなさそうでした。工業簿記の方が実践的ですし、なかでも原価計算の考え方は、農業をやって、自分の作ったモノの原価を知る上でも重要なものだと思います。
実質的に勉強時間は1か月ちょっとということで、絶対的に勉強時間が足りていませんでした。畑も忙しくなってきたという言い訳を言っておりますが、時間は作るものだと思います。いくら忙しくてもいくらでも勉強することはできたはずです。今度は1級か?1級はさすがに大変そうです。片手間に受けるようなものでもなさそうですし、農業からは遠ざかるような内容のようなので、さすがに受験しないと思います。