のぶまさのヒザシマツヤマ(申松山)備忘録

日差しあふれるわが街、東松山を
日を串刺ししてる字「申」をあて
申松山でヒザシマツヤマと褒めたたえています

日本品質て、あったのか?

2024年01月24日 16時21分12秒 | ニュース・記事
どうした!ジャパン品質!

パナインダストリー、成形材料などで品質不正』というニュース
記事によると、
パナソニックインダストリー電子材料事業部が成形材料、封止材料、電子回路基板材料で不正行為。
米国UL認証規格の認証登録などに関するもので、国内外で生産した52品番が対象。
不正が見つかった52品番はUL認証を得ている製品の2割弱で、約400社に納入。
▼認証登録時と異なる配合での生産販売
▼登録申請で「相対温度指数」「難燃性グレード」の数値改ざん
▼定期監査で登録と異なる配合でのサンプル提出
が見つかった。
1980年代から現在まで続いているものもあり、社内点検で発覚。
販売先へは個別説明し、今後の対応を協議するとともに、
社外有識者による外部調査委員会も立ち上げた。
UL規格は安全などの品質を保証する規格で、米国企業などには採用の条件とするケースもある。
現時点で対象製品が原因の不具合情報はなく供給は継続する。
パナソニックは、グループ全体でも不正の有無を自主点検する。
とのこと。

今年は2024年だから・・・
40年も前から不正が継続している製品もあるということですか"(-""-)"
なんで今、社内点検したんでしょうね。
権力闘争の末、経営体制がかわったのですかね。

それはともかく。
UL規格は、サラリーマン時代によく悩まされたものです。
規格を認証するとおおよそ半年ごとに事前連絡なしで
抜き打ちの工場審査が行われ、
認証時の生産工程通りに生産が継続しているか、
製品に貼られるULマークの数を点検され
その日は審査官の対応に追われてほとんど生産ができない状態でした。
ただ、
北米に製品を販売する際に、不具合時に訴えられないよう
お墨付きとしてUL認証を求められました。
お客様は、製品がUL認証されているかを
ULのサイトで確認する事が出来、製品購入の条件とされていました。
ただ、北米輸出の販売数量と認証費用を比べると、
費用対効果は・・・(^-^;

私のいた会社は、パナを代表とする素材メーカーの
製品を組み込んで、それが規格認証の根拠として
製品の認証を行っていましたので、
素材自体が何らかの理由でUL認証を外れると、
設計レベルに戻らなければならず大がかりでした。

その52品番が、わが社のUL認証製品に組み込まれていないことを
祈ります。

UL認証品でなくても品質は保持されているでしょうが、
日本は、不正を継続し、隠しながら高度成長していたということか・・・
ダイハツに続いて、今度は天下のパナソニックですから
他の日本を代表するメーカーも世界から疑われてしまうでしょう。
残念です。

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