goo blog サービス終了のお知らせ 

のぶまさのヒザシマツヤマ(申松山)備忘録

日差しあふれるわが街、東松山を
日を串刺ししてる字「申」をあて
申松山でヒザシマツヤマと褒めたたえています

バスルームのタイルを見て

2009年06月13日 06時07分46秒 | 中国生活
日本の家屋では考えられませんが、外国では
バスルームにトイレがあります。
今すんでいる昆山のアパートもおなじです。

用を足しているときに、ふと床のタイルの模様に
目がいきました。

ああ、ほとんどが同じ模様だけど
何枚かは、ちがうんだな。
2種類あるんだ。

げっ、ちがう。さかさまなんだ!

「親方(っていうかどうか?)、やっちめぇやした。」
「別にいいんじゃね。水が漏れなきゃ。」
「すんません。こんど気をつけやす。」

という会話を頭の中に浮かんできました。
日本なら、見た目を気にして、直すんだろうけど
こっちでは、
機能さえ満足していれば見た目は関係ないようです。

先日、不通になったインターネットも
電話線でも切れたかと調べましたが、
なんと、電話線は、扉の隙間を通って部屋の外に
出ていました。
かつ、先は、壁の中で配線をつなぎ合わせてありました。

アパートが古いので、壁の中を通る電話線の工事が
どうなっているかわからずに、

「別にいいんじゃね。つながりゃ。」

的な工事です。
こういう感覚が、中国をGDP世界2位に押し上げてきた
んでしょう。
そういう意味では、日本の過剰品質とくに
性能とは関係のない、見た目のきれいさは、

今の中国にはいらない機能です。

そこに日本の価格をもってきても売れないのでしょう。
でも、日本を追い越した後の

中国が、見た目もきれいにしなきゃね。という感覚になる日

も遅かれ早かれやってくるのでしょう。
それまでの間のビジネスチャンスです。

でも、私にとっては工事中の会話を想像することができ、
頭を使うので、ボケなくていい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする