Exhibition Game 1

先週木曜日、Gator MBB 初戦の Exhibition Game が行われました。

対戦相手はともかく、いかに自分達のシステムをチームとして機能させて戦うかが焦点。



本格的にチーム練習が解禁になってから、わずか2週間程度でゲームが始まりシーズンに突入。
日本の大学のバスケチームでチーム作りを見てきた感覚からすると、この練習期間の短さでどのようなチーム作りになるのかが非常に興味深い!
選手のコンディショニングを見るのにもすごくいい機会です。

19:00の試合開始に合わせ、14時~チームタクティクスの確認と試合の流れの簡単な趣味レーション。

タイムアウト時の指示の聞き方、選手の立ち位置までもシミュレーション。
とにかく、コーチ陣の指示をプレーしていないベンチプレーヤーも、必ず把握し理解して準備するように徹底しています。


その後、Pregame Meal を4時間前に選手とスタッフが一緒に取ってから、試合まで各自準備をする流れ。


試合1時間半前からがストレングススタッフの出番。
関節のMobilityやフリーシューティング、バスケットドリルを行い、アップ作り。
私自身もコートの中心に出てアップを作るのはかなり気持ちが良いい!!

アップ自体のボリュームはあまり無いけれど、いい状態でゲームに入れていたのには納得。

そういえば、三菱現監督のTonyが日本チームのアップでプライオメトリクス(ジャンプトレーニング)が多いのには驚いたと行ってたのを思い出しました。
確かに日本のアップは全体的にボリュームが多い気がしますね。



試合自体は無難に勝利!!

Freshman(1年生)の出番が多く、初戦としてはいい働きをしてくれました。

反省も生かしつつ、長いシーズンを戦い抜けるように準備が必要です。

Hard Work!!
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No. 11

今月中旬からGators MBBはチーム練習が始まり、チーム作りが順調に進んでいます。

ESPNのPreseason Poll では11位にランキングされるほど前評判は高く、今シーズンは期待できます。

ESPN Ranking

Gator MBB Homepage


今週木曜にはエキシビジョンゲームが始まりますし、シーズン始まってすぐにはESPNでTop Nonconference Gameに挙げられているOhio Stateとのビックゲームがあります。
これから一気にシーズン突入。
先日、ホームゲームのパスもGETして、少しずつ実感が湧いてきます。



3月まではバスケ一色になりそう。
でも、勉強もしないといけないんですが・・・


ゲーム当日のストレングスの仕事としては、アップを作る事。
今日そのアップメニューを確認をしたんですが、やはり日本で行われているのとは少し違いがあり、実際どのような流れで、どのような選手の仕上がりになるのか楽しみ。


とにかく、今やるべき事を着実に!!
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与えられた環境

今日はバスケチームの練習が普段使用している練習施設ではなく、試合が行われる通称 O dome (オー・ドーム)で行われて、初めて踏み入れる事に。
しかも今日はFootballのホームゲームで大学内は大変な騒ぎで、至る所でテールゲートでフットボール一色。
周りのハイテンションの雰囲気を味わいながら、いざ裏口から入る事に。

O Domeは収容可能人数14000人のアリーナで、ボスのMatt曰く結構古めでまあまあかな・・・って、
以前東京アパッチの時に使ってた有明コロシアムより入るのに。



練習自体は1時間程度で修了。
その後、Mattがちょっとした施設ツアーをしてくれるというので、ATルーム、ロッカールーム、ビデオミーティングのスペースなどを見学。

最後に、以前に練習してたコートを見せてくれると、何か含みを持たせて言うので期待しながら行ってみると



えっ?ほんとにここ?



っと、ついってしまうほど、ドームのエントランスホールの片隅にある殺風景なスペースが仕切られてあり、そこにゴールが置いてありコートが区切られている状態。
今までのイメージとはかけ離れた場所。
現在では、食事をとるテーブルが置かれ、試合前の食事をチームで取るスペースになってしまっていました。

正直、予想と実際のギャップに唖然。
写真にでも撮ってくればよかった。




今、練習している練習施設は2005-6、2006-7のNCAA二連覇があって新しく整備された施設で、つまり2連覇したときは、Al FordやJoakim Noahもあの華やかさとはかけ離れた地味で厳しい環境で毎日練習していたのでしょう。


Matt曰く、今のSenior(4年生) からは今の新しい練習施設での練習しか知らなかったので、環境の有り難さも理解してなかったようで、NCAA tournamentに出場できず NITに出場する事になった年に、Coach Donovan がわざと数週間、古いコートで練習させたという秘話まで話しをしてくれた。
でもそれで、彼らは大事なモノを学んで大きく成長したともMattは言ってました。


日本の多くの人達がアメリカの恵まれた環境に凄い憧れを持つなか、その環境に甘えてしまう事で失われるものもある事にも目を向けておく必要があると、再認識する出来事でした。


世界レベルの環境とは?? 奥が深い!

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Friday morning workout

毎週金曜日は朝6時からGators Men's basketball はコンディショニングをやっていて、先週から二週続けて自分も一緒に汗を流しています。

朝6時??って、ビックリする人も多いと思いますが、こっちの大学では結構一般的にどのスポーツでもこの時間からトレーニングしてます。
日中は授業があるし、午後は練習もある。だったら、朝しかないでしょ!!っていう単純明快な考えでしょう。

正直、二十歳前後のアメリカでもトップレベルの選手達に混じっても、ストレングスコーチとしては負けられない部分もあり、自分としては結構必死。

先週はアウトサイドでのスタジアムランなどのコンディショニングで彼らを無難にリード!!

昨日はコートでのコーンドリルやメディスンボールのマトリックスジャンプ、ドリブルドリルなど、7ステーションでサーキットコンディショニングの日。

最初は順調に始まったかと思ったのですが・・・

順番を間違える選手、ミスの連発にボスのカミナリが落ち・・・suicide。

日本で言うシャトルランを10本ぐらい走るはめに。

なぜか自分も走り、本当に死にかけた。

おそらく5年ぶりに必死で走り、その後ボスのMattからは「コーチだから走らなくてもよかったのに(笑)」と楽しそう。
それを先に言ってほしかった。



アシスタントコーチの一人は、俺をポイントガードのバックアップにどうかとMattと話してたらしい。
もちろん冗談でですが!

とりあえず、死にかけながら走った事で何か得たものがあるはず、っと前向きに。

それにしても、トレーニングコーチとして駆け出しの頃を思い出すようなアクティブな日々。
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