Check This Out!! 

Gatorzoneという、フロリダ大学の公式インターネットスポーツチャンネルで、Gator MBB の特集があり、コンディショニングトレーニングの様子が見れます。


BOSSのMattのインタビュー&練習前のトレーニングも!
結構凛々しく映ってます。

Dynamic Warm-upからPower & Strength, Mobilityなどのプログラムの一部です。
練習前のメニューなので、ボリュームと強度はあまり高くないプログラムでした。


同僚のChrisと私も探してみてください。


(13分~トレーニング風景)

Florida Basketball with Billy Donovan 12-12-10


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Gator Warm-up

試合翌日の今日はチーム練習は無く、
Individual(個人練習)とチームリフトで早めに終了。

今日は、以前このブログで少し触れたゲーム前のWarm-upについて、
内容に関するリクエストもあったので書こうと思います。


フロリダのGame upは試合1時間強前から始まり、
まずはフォームロール,足首のWobble Board,バンドなどを使い全身の筋の柔軟性と関節可動域を出すことから始まります。

加えて、サードラインを使ったダイナミックストレッチとスキップパターンなどで、徐々に動きに繋げていきます。
このパートを自分が担当しているので、時間の進行具合、選手の状態に合わせてアレンジを加えています。

その後はレイアップからディフェンスドリル、シューティングで徐々に心拍数と筋温を上げていき、ここまででトータル15分ほど。


しかし、

ここで必ず15分程度のミーティングが入り、いったんクールダウン…


その後、30分前に選手たちの再入場で会場を盛り上げつつ、

3ラインのパッシングドリル、シューティングドリルの後、
2グループに分けて、ランジマトリックスに上半身のムーブメントをアレンジしたドリルで運動神経のアクティベーション行い、出来上がり!



国歌の後に、最後のミーティングでテンションを一気に上げて、
Tip Off!となるわけです。


ボリュームと強度としてはそこまで大きく無く、
最初は物足りない感じも個人的にはしてたんですが、
選手たちの入りもいいので、現状はこのまま行く様子。

これにneuromuscular Activationをもう少し増やすと、
どのように状態が変わるのか試してみたい!
と、密かに考えているも自分mもいますが。

全体としては、Mobilityが60%ぐらいを占めいて、
長いシーズンを怪我無く戦い抜く様に作られています。


ざっと、流れを追って書いてみましたが、
アップを作る側としては、いかに選手の集中力を持ってくるか、
また、ルーティンワークをしっかりとこなせる様に気を配りながら行っています。

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Off Season Training

こんにちは。

NBA Finalから目が離せないこの時期。
セルティックスvsレイカーズ!
これほど面白いカードはないのでは?まさに歴史的対決。

さて、日本バスケは今オフシーズン。
選手達は次のシーズンに向けてコンディショニングをつくり初めています。


昨日は私がパーソナルでサポーツしている2人の選手のトレーニングセッションでした。


リンク栃木ブレックスの町田選手(左) と ABAや埼玉ブロンコスなどでプレーした稲垣選手(右)

ちなみに二人の身長差は、なんと40cm!

それぞれ個性はありますが、2人とも強いハートの持ち主と言う点ではいい勝負。


町田選手は昨シーズンの終盤からサポートを始め、今回が第6セッション。
今では栃木から遥々日帰りでも東京へ来てトレーニングを受けにきてくれます。
それだけ身体の変化を実感してくれているのでしょうか、オフシーズンの過ごし方の大切さを実感しているとうれしい言葉を頂きました。

実際に体格にも動きも変化がみられて、安定感やスムーズさ、力強さも出てきて良い状態です。まだまだ伸びる可能性大!
プロ意識が高く吸収も良いので、より良い状態で望めるようサポートし、来シーズンの活躍には期待したいです。


一方、稲垣選手は6週間半のプログラムを行って、昨日が最終日。
Before Afterでは身体の切れ、安定感、パワーなど大幅に改善できていると感じます。
少々追い込んでも必死に付いてくる、そんなアメリカでのトレーニングを思わせるいい雰囲気でできたのは、教える側してもすごく楽しかった。

彼としては、60Kgからスタートしたフロントスクワットで未踏の3ケタ、100Kg(体重のほぼ2倍弱)を挙げた事に自信を持てたようです。
よく頑張ったよ!! 
稲垣敦Blog 喜びの声はこちら

今後はそのコンディションをバスケットボールの技術に活かして、彼の海外への挑戦が良い結果になることを期待しています!


いつも思うことは、
トレーニングで結果が出るのは、選手本人の可能性と努力し実現する力だと実感します。
我々はその可能性を広げるサポートをして行かなければならないし、それが何よりも楽しい!
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Training Video

こんにちは!

久しぶりにYouTubeにトレーニングのビデオをUPしてみました。大学で行っているPull動作のトレーニングです!

INSPIRE ATHLETICS - Horizontal Row



基本的にはPull動作による背部強化のトレーニングですが、
コアと臀部の安定がポイントです。


動きの中でコアが使える様に意識する事が重要です。
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Pre Season Training

NCAA march Madnessも終盤にかかって、Sweet 16 から Elite 8 が出そろう時期ですね。
個人的にはUCONNあたりが来ると面白いんですが。理由は後ほど!


日本の大学バスケはこれから9月のリーグに向けて本格的な強化に入る時期です。
指導している大学ではFreshmanもそろい、チームとしてのコンディショニングが順調に進んでいます。

    

今年は例年のチームに比べコンディションがよく、早いペースでのプログレッションができている実感があり、年末から年始にかけてのオフシーズンのトレーニングアプローチが今結果としてポジティブに出ています。

チームコンディショニングのアプローチとして、まずは正しいムーブメント(動作)を徹底的に導入します。
これは怪我の予防と終盤のコンディショニング強化時期に非常に重要な意味を持っています。
その結果、前チーム1年間においては、怪我の発生件数15件(内、切創5件、足首の捻挫2件、疲労性の腰痛、下腿痛など5件、指の怪我3件)と、怪我の発生率&重度の怪我を効果的に抑えることができました。

チームに入ってくる時点で、動きに悪い癖が多く怪我の因子を持った選手達がほとんどです。
そのムーブメントを改善して、怪我の因子を取り除いてあげるのが、かなりの時間と根気が必要ですが、そこは選手のため、しつこいぐらい徹底的に時間を費やします。
それが結果として、パフォーマンスUPにもつながります。

ストレングストレーニングにおいては、オフシーズントレーニングから、新しいアプローチのプログラムを導入して、現在は状態を見ながらよりチームにフィットする形に改良中!
これがかなり効果的に機能しているので、いいペースでコンディションが向上しています。

実は、同じ様なシステムをUCONNが採用していて、チームの成績も良いので、なんとかFinalまでいってほしいんです!!


指導チームの監督からも、

「去年よりコンタクトに強くなっていて、昨年フィジカル面では歯が立たなかったチームとも今回は問題なく互角に戦えている。」

とのお言葉。 何よりもうれしいです!

特に、アウトサイドのディフェンス、プレッシャーをかけられたときのボールのキープ力、インサイドでのリバウンドで効果が出ているようでした。


これからシーズンに向けて、パワーとスピードに重点をおいたアプローチしていくプランです。

このチームがどうなるのか楽しみ!!

今年は負けないチーム作りを目標に!

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パフォーマンステスト 1

こんにちは!

NBA,JBL,bj Leagueそれぞれ盛り上がり初めて、まさにバスケシーズン到来。
個人的にはNCAAもおもしろいので、March Madnessも待ち遠しいです!


さて、先週から大学の来シーズンに向けてのトレーニングが始まりました。
チームは心機一転、やる気に満ちあふれているのが伝わってきます!

そんなチームの第一回トレーニングは「パフォーマンステスト」です。
指導チームでは年数回、区切りの時期に行っています。

テスト種目は:

1. 体組織

フィールドテスト
2. 20mスプリント(スピード)
3. Vertical Jump (パワー)
4. Max Jump(パワー)
5. Pro Agility Test(アジリティ)
6. T test(アジリティ)

ウエイトルームテスト
7. Clen(パワー)
8. Front Squat(最大筋力)
9. Bench Press(最大筋力)
10.Pull Ups(筋力)
11.Dips(筋力)


目的の一つは、自発的なモチベーションの向上です。
現状のパフォーマンスを客観的なデータで表し比較することで、選手自身が変化を自覚し、またチーム全体やライバルとの違いを感じてもらいます。

もう一つは、我々のトレーニングアプローチの修正やプログラムの効果の分析の為です。
トレーニングはただ数多くやればよい訳ではなく、プログラムの組み方次第で大きく効果が変わります。
プログラム効果をCheckして、修正を加えながらチームの目的にあったパフォーマンスを目指します。









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