Pre Season Training

NCAA march Madnessも終盤にかかって、Sweet 16 から Elite 8 が出そろう時期ですね。
個人的にはUCONNあたりが来ると面白いんですが。理由は後ほど!


日本の大学バスケはこれから9月のリーグに向けて本格的な強化に入る時期です。
指導している大学ではFreshmanもそろい、チームとしてのコンディショニングが順調に進んでいます。

    

今年は例年のチームに比べコンディションがよく、早いペースでのプログレッションができている実感があり、年末から年始にかけてのオフシーズンのトレーニングアプローチが今結果としてポジティブに出ています。

チームコンディショニングのアプローチとして、まずは正しいムーブメント(動作)を徹底的に導入します。
これは怪我の予防と終盤のコンディショニング強化時期に非常に重要な意味を持っています。
その結果、前チーム1年間においては、怪我の発生件数15件(内、切創5件、足首の捻挫2件、疲労性の腰痛、下腿痛など5件、指の怪我3件)と、怪我の発生率&重度の怪我を効果的に抑えることができました。

チームに入ってくる時点で、動きに悪い癖が多く怪我の因子を持った選手達がほとんどです。
そのムーブメントを改善して、怪我の因子を取り除いてあげるのが、かなりの時間と根気が必要ですが、そこは選手のため、しつこいぐらい徹底的に時間を費やします。
それが結果として、パフォーマンスUPにもつながります。

ストレングストレーニングにおいては、オフシーズントレーニングから、新しいアプローチのプログラムを導入して、現在は状態を見ながらよりチームにフィットする形に改良中!
これがかなり効果的に機能しているので、いいペースでコンディションが向上しています。

実は、同じ様なシステムをUCONNが採用していて、チームの成績も良いので、なんとかFinalまでいってほしいんです!!


指導チームの監督からも、

「去年よりコンタクトに強くなっていて、昨年フィジカル面では歯が立たなかったチームとも今回は問題なく互角に戦えている。」

とのお言葉。 何よりもうれしいです!

特に、アウトサイドのディフェンス、プレッシャーをかけられたときのボールのキープ力、インサイドでのリバウンドで効果が出ているようでした。


これからシーズンに向けて、パワーとスピードに重点をおいたアプローチしていくプランです。

このチームがどうなるのか楽しみ!!

今年は負けないチーム作りを目標に!

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