のぶた君のボウリング日記

2004年7月よりマイブームになっているボウリングの記録です。目指せ月間AV.200!!

国産名車コレクション(VOL.39)

2007-07-12 23:59:09 | ミニカー
今回の国産名車コレクションの紹介は非凡な高性能を備えた2ドアスペシャリティーホンダ 1300クーペです

オープンスポーツカーS500で4輪市場に参入し軽自動車N360でクラスのリーダーになったホンダ。
小型車マーケットへの本格進出となった1300シリーズのクーペ版は高性能な二重空冷ユニットを搭載しスタイリッシュな造形でポテンシャルの高さをアピールした。
正面からはこんな感じです。。。

4連キャブ仕様(110ps/11.5kg-m)のクーペ9のトップスピードは185km/h
セダンで不評だった足回りも強化され俊敏な走りが満喫できた。
後姿はこんな感じです。。。

モーターサイクルの開発で培われた空冷方式に絶対の自信と信頼を置いていた本田宗一郎は小型乗用車の「77」と「99」にもDDAC方式(Duo Dina Air Cooling)と呼ばれる独特の空冷方式を採用する。
本格的に小型乗用車の販売をバックアップするため、ホンダは新開発のF1マシン(RA302)にも空冷方式を採用したほどだった。

1972年11月に空冷エンジンを捨て去り初代シビックが由来となるコンベンショナルな水冷1433ccエンジンに換装し、ネーミングも145クーペに変更した。
最高出力は空冷時代より大幅にダウンし、インジェクション仕様でも90psに留まったが全体のバランスは大幅に向上した。
145クーペ以降、ホンダの車造りはバランス重視型へ完全に変わる。
その意味でも1300クーペはハード志向のホンダの最後を飾ったエポックメイキングな車と言える。。。