落しどころを考えながら続きます。
そこでチョット考えてみました。私も邪神に遭っているのではないかと。
私の従兄弟が事故死した現場は過去に二人の自殺者が出ています。私は邪神に遭ってしまったのではないかと考えています。
その現場で私は従兄弟を殺した邪神を挑発しましたが、出遭う事はなかった。
しかし、その現場から近い丸田沢堤で出遭いそうになった。
フローターでバス釣りをしようと下調べの為に丸田沢堤に向かい、水色のジャンバーを着たヘラブナ釣り師を発見。その釣り師の釣果を見ようと向かった。途中、私の細胞が私の心に急ブレーキをかけた。
理由は分からないが鳥肌が立っている。体中の血液が炭酸にでも成った様な感覚。止まるしかなかった。そして恐怖感。
危険、危険、危険。身体がウルトラマンのカラータイマーの様に点滅している。100%逃げる。それしか考えられなかった。逃げた。
そしてその日の午後7時のニュースで、水色のジャンバーのヘラブナ釣り師が流したヘラ竿を取ろうとして沼に落ち亡くなったのを知った。
あの時、そのまま向かっていたら私は邪神に出遭っていたと思う。こんな邪神に出遭ってしまったら、私程度の精神力の男は早かれ遅かれ持っていかれる筈だ。
そして既に出遭ってしまっているヒーラー達は魔を撒き散らしている。邪神に操られて人を不幸に貶めようとしている。何かそんな感じがしています。
勿論、私には自分の考えに自信が無い。誰か邪神と思われる魔物と出遭った経験のある者はいないか。
何か昔、本でそれらしき事を読んだことがある。
思い出しました。邪神らしき存在と出遭った方の体験談が書かれている本を。
その方は数年前に亡くなった民族学者の谷川健一氏。その著書に書かれていました。
その内容は「土橋の下に降りた。川は干上がっていた。一か所で茶色い土が蠢いている。確認したら茶色い毛が生えた無数の蟹だった。泥だらけになっていた。その蟹たちを眺めていたら、恐怖心を覚えながらふと聖書の一節で〈穢れし霊人を出ずる時は、水無く荒れたる処を巡りて安息を求めれど得ず〉との言葉を思い出した。その時、蟹達が声をかけた。〈俺たちをどうしてくれる〉。谷川氏は〈君たち? どうにもしないよ〉と答えだ。次に〈俺達を忘れるなよ〉との声がした。谷川氏は膝が震えながら逃げ出した。〈忘れない。僕だって君たちの仲間かも知れないのだから〉と呟いて」。
人間は死んで生まれ返っても人間になるとは限らない。蟹(多分、もずく蟹)になっているかも知れない。その場の蟹達は水が無くなった小川で少ない水を求めで集まっていた。泥だらけになって苦しんでいた。その苦しみを谷川氏にぶつけた。私はこの話からそんな感じがしました。
何か世の中に恨みを残して死んだ者、特に自殺した者がこの蟹に憑いている。暗闇で浮遊している。そして苦しみをぶつける。或いは逆恨みしてその者に憑く。
そんな者が神を演じて更に魔を広げる。霊能者やヒーラー、そして教祖を名乗って。
うーん、何が何だか分からなくなってきた。
こんな邪神に憑かれない様にするにはどうしたらよいのか。
一番いいのは変な場所に行かない事。変な人に遭わない事。そして魔を撥ねつける気力を持つ事。その他に魔を防ぐ方法を身に着ける事でしょうか。
それはどうすれば良いのか。
続く。
そこでチョット考えてみました。私も邪神に遭っているのではないかと。
私の従兄弟が事故死した現場は過去に二人の自殺者が出ています。私は邪神に遭ってしまったのではないかと考えています。
その現場で私は従兄弟を殺した邪神を挑発しましたが、出遭う事はなかった。
しかし、その現場から近い丸田沢堤で出遭いそうになった。
フローターでバス釣りをしようと下調べの為に丸田沢堤に向かい、水色のジャンバーを着たヘラブナ釣り師を発見。その釣り師の釣果を見ようと向かった。途中、私の細胞が私の心に急ブレーキをかけた。
理由は分からないが鳥肌が立っている。体中の血液が炭酸にでも成った様な感覚。止まるしかなかった。そして恐怖感。
危険、危険、危険。身体がウルトラマンのカラータイマーの様に点滅している。100%逃げる。それしか考えられなかった。逃げた。
そしてその日の午後7時のニュースで、水色のジャンバーのヘラブナ釣り師が流したヘラ竿を取ろうとして沼に落ち亡くなったのを知った。
あの時、そのまま向かっていたら私は邪神に出遭っていたと思う。こんな邪神に出遭ってしまったら、私程度の精神力の男は早かれ遅かれ持っていかれる筈だ。
そして既に出遭ってしまっているヒーラー達は魔を撒き散らしている。邪神に操られて人を不幸に貶めようとしている。何かそんな感じがしています。
勿論、私には自分の考えに自信が無い。誰か邪神と思われる魔物と出遭った経験のある者はいないか。
何か昔、本でそれらしき事を読んだことがある。
思い出しました。邪神らしき存在と出遭った方の体験談が書かれている本を。
その方は数年前に亡くなった民族学者の谷川健一氏。その著書に書かれていました。
その内容は「土橋の下に降りた。川は干上がっていた。一か所で茶色い土が蠢いている。確認したら茶色い毛が生えた無数の蟹だった。泥だらけになっていた。その蟹たちを眺めていたら、恐怖心を覚えながらふと聖書の一節で〈穢れし霊人を出ずる時は、水無く荒れたる処を巡りて安息を求めれど得ず〉との言葉を思い出した。その時、蟹達が声をかけた。〈俺たちをどうしてくれる〉。谷川氏は〈君たち? どうにもしないよ〉と答えだ。次に〈俺達を忘れるなよ〉との声がした。谷川氏は膝が震えながら逃げ出した。〈忘れない。僕だって君たちの仲間かも知れないのだから〉と呟いて」。
人間は死んで生まれ返っても人間になるとは限らない。蟹(多分、もずく蟹)になっているかも知れない。その場の蟹達は水が無くなった小川で少ない水を求めで集まっていた。泥だらけになって苦しんでいた。その苦しみを谷川氏にぶつけた。私はこの話からそんな感じがしました。
何か世の中に恨みを残して死んだ者、特に自殺した者がこの蟹に憑いている。暗闇で浮遊している。そして苦しみをぶつける。或いは逆恨みしてその者に憑く。
そんな者が神を演じて更に魔を広げる。霊能者やヒーラー、そして教祖を名乗って。
うーん、何が何だか分からなくなってきた。
こんな邪神に憑かれない様にするにはどうしたらよいのか。
一番いいのは変な場所に行かない事。変な人に遭わない事。そして魔を撥ねつける気力を持つ事。その他に魔を防ぐ方法を身に着ける事でしょうか。
それはどうすれば良いのか。
続く。