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諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

神に追われる人。その5

2018年03月12日 08時23分27秒 | 神道
続きです。

「神に追われる人」の具体例をあげます。或るユタの女性のケースです。

彼女は16歳から霊能力に覚醒し、近所の火事や事件を言い当てる様になる。

そして結婚したと同時に夢の中に白装束の髭を生やした老人が現れ、「お前は人助けをしなければならない。人助けをすればお前は栄えるが、しないのであれば禍が降りるであろう」と予言される。

彼女は無視して夫と豆腐屋を営む。最初は上手く行ったが、何故か豆腐が固すぎたり、柔らかすぎたりで上手く作れなくなる。

豆腐屋を諦め次は養豚業を営む。これも最初は上手く行ったが豚が病気で次々と死んでいく。

それで今度はアイスクリーム屋に鞍替え。これも最初は上手く行くが機械がちょくちょく故障する。機械を直してもアイスクリームが何故か固まらない。

アイスクリーム屋も諦め、今度は天婦羅屋を経営。そしたら或る日、天婦羅の油に自分の苦しんでいる顔が映った。

更にその油に先の白装束の髭の老人が映り、「お前は何時になったら人助けをするのか。天婦羅の様にお前の顔も油鍋で揚げてやろうか」と言い放つ。

そう言われた瞬間、天婦羅の油鍋すれすれに顔を近づけている自分に気が付く。

その後、泥棒に入られたり、父親が盲腸の手術で死ぬ事を予見しながらも、父にその事を伝えず死に至らしめた。

また兄がハブに咬まれて死ぬ事を予知するも、兄にその事を伝えず兄も死亡した。

そしてまたまた枕元に白装束の髭の老人が現れ、「お前は何人殺したら気が済むのか」と言われる。

彼女はそれから精神がまいり、塩と水しか喉を通らなくなる。

そこに白装束の老人が麦穂と稲穂を左右の手に持って現れ、「お前はこの麦穂と稲穂のどちらを望むか」と尋ねられる。

彼女は「麦穂も稲穂も大切なものです。両方を半分づつ下さい」と答える。

その答えを聞いた白装束の髭の老人は「お前は全てにおいて合格した。お前は人助けをしなければならない」と再度告げる。それで彼女は覚悟を決めてユタになったそうです。

彼女はユタに成りたくてなった訳ではない。ユタになる事が避けられなかった。ユタの仕事には今でも嫌悪感を持っている。しかし神が自分のやりたい事を全て邪魔してユタに導いた。神に強制されてユタとなった。

沖縄のユタが今もこんな感じで神に追い詰められてユタになっているのかは知りませんが、昭和の時代のユタは大抵がこの様に神に追い詰められてユタになっていた模様です。

この話が真実であるとすれば、この神様はドラゴンボール超に出てくる破壊神ビルスみたいな性格ですね。正直、恐ろしい神だと言えます。

もしかしたら父や兄もこの神が殺したのかも知れない。全ての商売が上手くいかなくなったのは全てこの神の企てなのは間違いなさそう。

本当に散々な目に遭っている。ユタの方々は気の毒な人生だと言えます。

この女性がユタになる事を拒否し続ければ、最終的には命をとられたと思います。

そう考えると神は最近の何も分からないヒーラーさんが語っている様な、ファンタジーでスイートな存在じゃない。神は恐い。そう思って間違いないと思います。


続く。












コメント (2)
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