諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

神に追われる人。その4

2018年03月11日 13時55分50秒 | 神道
インフルエンザで喉が痛いし熱も38.7度有りますが、何となく良くなってきたので続きます。

そろそろ本題に入ります。

今のスピリチュアルブームでアセッションとかリーディング、リトリート、引き寄せ等々の言葉で巧みに勧誘していますけど、これらの言葉を使う方達には警戒が必要です。以前はこんな事語られていませんでしたので。

最近使われだした。っと言う事はこれらの言葉を使う人は最近スピリチュアルヒーラーになったと言う事です。

本当に霊能力や占いの能力がある人が、こんな最近の言葉を使う訳無いです。

長年、霊能者をやっている人、占い師をしている人なら自分の能力に自信がある。自分の従来からの話し方で喋る筈です。それで今まで通用しているのですから。

横文字使うとカッコ良いでしょ。進歩的に感じるでしょ。そして客もその言葉でうっとりして聞いてしまう。信用してしまう。それが狙いです。騙したいからそんな言葉で煙に巻くのです。騙されちゃ駄目ですよ。

だったらどんな方が実力のある霊能者なのでしょうか。

実は本物の霊能者と呼ばれる人の中には霊能者になりたくてなったのではなく、「人助けをせよ」と強要されて霊能者と言う仕事をしているのです。大半の人は嫌々ながらです。

そして「人助けをせよ」と強要した者は神です。

現在はどうなのかは知りませんが、その昔の沖縄のユタの殆どが神に強要されてシャーマンになっています。

東北では青森県の恐山のイタコの中で、神に強要された人もいます。

神に強要されてシャーマンになる。どこまでも神に追われて渋々シャーマンになる。だから「神に追われる人、神に追われる者」と呼ばれているのです。

この「神に追われる人」は大抵が女性です。主婦であったり娘であったりです。大抵と言いましたが、男性はいないみたいです。

沖縄の伊平屋島のユタの場合は独身のケースが多い様です。この島で活動しているから家族が持てない。

家族を沖縄本島に残して渡ってきているが、海が荒れていて頻繁には帰れない。

結婚していると神の道を全う出来ないと言うのも理由みたいです。全てにおいて神を第一に考えなければいけないので。

東北ではもっと凄いです。夢にしばしば神様が出て来て、一年に一度は神を宿した木像等を背負って神の意志のまま歩きまわるそうです。そうしないと「ぶらぶら病」にかかるそうです。

この「ぶらぶら病」ですか一般的には原爆の後遺症の一つとされ、体力・抵抗力がが弱まり、疲れやすく身体がだるい症状です。

これって今の私と同じじゃないのか。震災から、否、生まれて物心がついた時から「ぶらぶら病」にかかっている様な気がする。私も神の事をぶらぶらとこのブログで書いているし。以前から神に左右される人生を送っているしめ・・・・。

私の場合は神の声なんて聞こえないけど。

東北の神を背負った女性たちは「ぶらぶら病」のままでいるのは辛いので、人目に付かない様に遠くの村なんかに出かけ修行して回るそうです。

そんな感じだからその女性たちは「乞食をしなければならぬ家」とか言われるそうです。

しかも背中に背負っている木像に宿った神様は中々「ここに留まりたい」と言わず、何時までも漂泊の生活を続けなければならない。神の命ずるままに追い立てられる様に歩き回らなければならない。故に「歩き巫女」と呼ばれる様になったそうです。


続く。











コメント (6)
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