私の住む仙台ではテレビ東京は映らないのでせすが、最近は地上波やBSで頻繁に視れるようになりました。人気番組やドラマだけですが。
特に再放送を続けているのは、バス旅と「孤独のグルメ」です。共に低コスト番組ですが、アイディアで勝負している。そう言う努力、私は好きです。
特に「孤独のグルメ」。
主演の松重豊のギャランティは1本で30万円らしいです。
撮影当初は松重の知名度も低く、ギャラに見合った配役だったと思いますが、今は大人気番組となった。年末には特番を出している。人気過ぎで映画も出した。これもテレ東の企画力と松重の魅力と言うか、演技力だと思います。
私もマスコミにいた人間ですから言えるのですが、食べ物の写真や動画を撮るのは大変なテクニックが必要です。
更には食べる人の演技力、そして人としての魅力も必要です。これは美女やイケメンを起用すれば良いと言うものではない。生まれ持った品と言うか、雰囲気も必要です。
その点、松重は十分合格でしょう。上品に美味しそうに食べる演技をしている。テレ東の撮影技術も素晴らしい。人気になるのも分かります。
それと地元ミヤギテレビのOH!バンデスの「タクシー飯 リターンズ」も良い。
リポーターは全日本プロレスのハーフの無名双子レスラー、斉藤ブラザーズが担当。
彼らの双子ならではの息の合った掛け合いと、滲み出る人の良さは地元出身の漫才師・サンドイッチマンを凌駕しています。
悪役レスラーなのに人相が凄く良い。彼らは人を幸せにする雰囲気を身に着けている。ワイルドだけど上品に食べる。これもコストを掛けずに、演者の魅力で人気になっています。
でもねぇー、大抵の食レポ番組は視ていて気分が悪くなります。内容が無い演者が「旨い」と大声を上げれば良いと思っている。それも同じような番組が毎日やっている。うんざりします。
例えばワイドショーで、石破首相が御握りを口からはみ出してムニュムニュしているシーンがありましたが、気持ち悪かった。醜悪な顔と心の人物が食事をしている風景は、汚らしくて誰だって見たくない。
美女、イケメンであっても食事のシーンは品が出てしまう。
今が旬かも知れませんが、汚らしい食事しか出来ない。本当に食レポは演者を選ぶと思います。
私、故郷の福島県いわき市の飲食店をメインにしているユーチューブを良く視るのですが、大抵は豚が残飯を食い散らかしている感じで視るに堪えません。紹介してくれるのは有難いのですが、スーパーHSPなもので鬱が降ってきます。
出来れば食べる前の写真や動画で留めて、食事しているシーンはカットして欲しいです。
カメラの技術もない、演者としての資質の無い者が、無理して撮っても残飯でしかないので。
美味しさが全然伝わらないし、食べ物を粗末にしている感じがしますので。
ではでは。
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