goo blogが無くなる事が決まって困っています。私にはブログを引っ越すスキルが無いので。
パソコン教室を当たったのですが、要領を得ない返事でした。面倒くさい奴と思われたみたいです。
さて、これは1年近く前の話ですが、私、自分のフォローを見返していました。見ないブログはフォローから外そうと思って。
それで乳癌に罹った女性のブログを見ました。話の内容は自分の死んだ後に付いて。
「残された夫には再婚して幸せになって欲しい」と最後のブログに書かれていました。
私も昨年、義妹を膵臓癌で亡くしましたが、彼女は自分の子供や夫の生末を心配していたと思います。
出来るなら私が変わってやっても良かったかな。私は生に固執していないので。自分の死には納得できると思っているので。
話を乳癌の女性に戻します。彼女のブログは最後から既に1年近く経過していました。愕然としました。
書くのを止めたとは思えません。最後のブログを書いてから数日後に亡くなったのだと推測します。
死の最後まで夫の幸せを考えている。これが本当の愛だと思います。山尾志桜里とは全然違う崇高な人物だと感じます。
私は彼女のブログをフォローは外さず、そのままにしておきました。時折、彼女のブログを読み返して、学びを得たいと思ったので。
そして数か月前、彼女のブログを読もうと思ったら、何と彼女のブログが消えてました。「2年間、ブログの更新が無かった」と言う事で。
彼女は自分の夫にブログを隠して書いていたのかは分かりませんが、自分の思いをブログに包み隠さず正直に書いていた。自分の生前の思いをブログに記して置きたかった。
それを「2年更新していない」と言う規則で消す。goo blogには不条理さを覚えました。
goo blogのサービス終了には、親会社のNTTドコモの業績の悪化が関連していると思われます。
「一時は60%あったシェアが40%に落ちた。goo blogのサービスなんてやっている状態ではない」との考えがあったのでしょう。
でもね、人の情念が籠った命のブログを簡単に終わらせるって、血も涙もないのかと思っちゃいますね。
確かに携帯電話事業は大半が殿様経営しています。大抵の人はスマホを持っていますし。
しかし、NTTドコモは格安携帯電話事業で出遅れた。老舗の立場に胡坐を書いていた。そんな失敗で血の通ったgoo blogを廃止するのであったら、本当に不条理だなぁーと思います。
私の恨み言は以上です。
さぁ、どうやってブログを引っ越すか。こんな事で悩むとは思わなかった。困ったものだ。本当に世の中、諸行無常だな。
ではでは。