発表より緊張する瞬間

毎月恒例の店長会議でした。

普段は私服で通勤なんですが、この日ばかりはスーツでの出勤です。

今日は涼しくてよかったよかった。



店長会では関西の店長が８０人弱集まるんですが

今日は、うちの地区長から大役を命じられました。


その大役とは・・・

８０人の中から、自分と同じ地区の８人の店長に名札を渡す！！



名札には「店名」と「名前」が書かれてるだけ。

いや、同じ地区の店長やったら、しかも８人くらいやったら問題ないやろう！と思うでしょうが・・・


いかんせん

この地区に配属になって数回目やし

店長になってまだ数ヶ月やし

顔と名前を覚えるのが大の苦手だもんで。



地区長から名札を受け取ったボクはワキ汗びっしょり。

渡し間違いは先輩店長に対して失礼極まりないので、絶対に許されないのです。

ぶっつけ本番、一発OKが当たり前。





でも地区長さんよ、

よーく考えてみようよ。




なんでボクが名札を配らにゃならんねん！？



そもそも、名札って何や！？



いやいや、分かってまっせ。

名札を付けることで、名前を知らん人にも分かってもらえるっていうシステムでしょ？


でも、一番下っ端のボクが皆に名札を配れるということは

すなわち、名札をせんでも大丈夫ってことちゃうのかい？


名札せな名前が分からんねんやったら

みんなの名前を知らんボクが名札を配布するのは成立してないやん。


なんやったらボクのためにみんな名札してくれてる

みたいなトコあるねんからさ。






という理屈は通用せず

配ってきました。

ほぼ雰囲気で。




「いや、俺○○店ちゃうよ」

と、言われながらも。


「○○さん！はい、名札」

と、言われながらも。




しかもなぜか、

ボクの名札だけ無いし！！