No Life Without Football

サッカーのない人生なんて......

鹿島のみなさん、おめでとう。

2007-12-03 07:58:54 | サッカー
....チーム、スタッフ、サポーター、その他、鹿島にかかわるすべての方々に。

しかしですね、まさか鹿島が優勝するとは思いもしませんでした、正直。
そして、その戦いぶりも「強い」というイメージからも遠く思っていました。
それでも優勝.....要するに、浦和が自滅した、という感じですね。

ここ5試合で1点、しかもそれがPKというのでは勝てるわけがありません。
選手固定化の反動、タイトな日程による疲労の蓄積、戦術ゼロ・連動ゼロ、
個人頼みの攻撃、ACLチャンピオン獲得によるモチベーション低下....
敗因について、
いろいろと言われていますが、どれももっともだと思います。

さらにはもうひとつ付け加えると、ここへきての山田の離脱、これが予想以上に大きかったのではないでしょうか。
飄々としてなんにもやってないような感じでしたけれど、実はチームをまとめるキャプテンの役割をちゃんと果たしていたのでしょうね。

シーズン当初から批判的な意見が多く聞かれた、オジェック監督の采配への非難も
Jリーグ優勝を逃したことで、より大きくなりました。解任との声も聞かれます。
さすがにそれはないと思いますけれど、ただ、先日の試合後の会見で解せないことが
ただひとつありました。

「今まで疲れていないと言ってきたけれど、実は相当疲れていたんだ。」

なんだそれ!?
今頃言うなよ、連戦のスケジュールは最初からわかってたことじゃん!
それでもなお、メンバーを固定して戦ってきて、そのつけが最後になって回ってきたわけでしょ。
だったら、そうならないための戦い方をずっとずっと前からやっておかないと。
どうも選手や監督のコメントを聞いたりすると、チームとしてのまとまりが
うまくいってないような気がしていました、今季は。
このとんちんかんな言い訳も、その裏づけくらいにしか感じることが出来ません。
これでは無能と呼ばれても仕方ないかもです。
それでも私は2年目のオジェック監督に期待してしまいますけれど。

とにかく次はクラブ・ワールドカップ、無様な内容だけは見せないようにして欲しいですね、
アジア・チャンピオンにふさわしい戦い方をしてください。

同日、大宮アルディージャの奥野誠一が引退しました。
ずっとJ2で大宮を支えてきた彼、奥野・トニーニョのセンターコンビが懐かしいです。
お疲れ様でした....。