んきち激情しゅっちょうじょ

気になったニュースを適当に。

朝日の社説連日の大暴走。

2005-12-12 13:07:34 | マスメディア
asahi.com :朝日新聞今日の朝刊-社説 前原発言 外交センスを疑う
前原代表は、民主党をどこへ導こうとしているのか。耳を疑う発言が米国発で届いた。
いわく、原油や物資を運ぶシーレーン(海上交通路)防衛のうち日本から千カイリ以遠については「米国に頼っているが、日本も責任を負うべきだ」。このため「憲法改正と自衛隊の活動・能力の拡大が必要になるかもしれない」。
さらにミサイル防衛や、周辺事態になるような状況で「集団的自衛権を行使できるよう憲法改正を認める方向で検討すべきだ」と踏み込んだ。
特に問題はなさそうですが、という話。

いつまでも反対のためだけの反対を唱えていればすむ時代は終わったのです。
というエントリを書いたのは先月の話。

民主党前原代表は、時々進路がぶれそうなことも言い出して不安になることもあるけれど、現実路線で第二政党を盛り上げる、という方針はまだ失っていないようです。

それにしても気の毒なのは朝日新聞。

先の総選挙で、対立軸のなさ、あるいはその現実性のなさに嫌気が差し、消極的支持で自民党を圧勝させた国民。
その大敗によって、遅ればせながらようやく国民の意識の変化を読み取り、これまでの反対のためだけに存在する政党からの脱却に着手した民主党。

しかしその変化がどうしても納得できず、また許すことのできないのがわれらが朝日新聞。

ある政党の政策が間違っている、と思うのであればそれを指摘するのはかまわない、それが表現の自由というものですから。
しかしこの社説からは、政策自体が間違っている、ということよりも、「今まで我々の言うことを素直に聞いてきたはずの子分が突然言うことを聞かなくなった、どういうわけなんだ?」という実に生々しい戸惑いがにおい立ってきていかんともしがたい。

とどめにこの捨て台詞。
「日米同盟は何より大事。中国には毅然と対する。だから民主党が政権をとっても自民党と変わりませんよ、心配はいりません。そう米国に言いたかったのだろうか。ならば、自民党政権のままでいいではないか。」
言うこと聞かないんだったらお前なんかいないほうがましだ!って子供じゃないんだから。


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