んきち激情しゅっちょうじょ

気になったニュースを適当に。

暴れ小学生。

2006-09-14 12:42:57 | ニュース
両面を見ましょう、という話。

教師を殴る児童…小学校内暴力が最多2018件-話題!ニュースイザ!
平成17年度に全国の公立小学校の児童が起こした校内(登下校中を含む)暴力は2018件で、3年連続で過去最多を更新したことが13日、文部科学省がまとめた調査結果で分かった。特に教師への暴力が前年度比38・1%増の464件と伸びており、特定の子供が繰り返し問題を起こす傾向が強い。中学や高校での校内暴力が落ち着きを見せており、小学校の深刻化が際立った。
小学生に知り合いがおりませんので、現代小学生の実態にまったく疎いわけで。
そんなやからが意見を述べるのはおこがましい、とは言うものの考えるところはあるのです。

そもそもこの調査の詳細がわかりません。「暴力行為」が何を指すのか、自分が子供だったころと比べてどのくらい違うのか、そういったことがまったくわからないのです。
印象だけで「最近の子供は切れやすい。」というのは危険でしょう。
現場の教師の声として、確かに最近の子供は昔に比べて忍耐力がなくなった、という言葉も聞かれますが、それは子供に限らず社会全体がそうであると感じる部分であって、それを子供とその家庭のみに原因を求めるのも乱暴。

教師の起こす犯罪も連日のごとく報道されているので、生徒、教師ともに問題大有りと考えるのが妥当です。

生徒に厳しくしようとすると、その親が騒ぎ、厳しく指導した教師の側が逆に罰せられる。そんなおかしげな事件もしょっちゅうです。教師が毅然とした態度を取れないのが問題だとするならば、それをバックアップできない学校、教育委員会も大問題です。
そのくせ問題を起こした教師の処分に関しては大甘で、全力を挙げてかばおうとする矛盾。
圧力団体、思想団体と化した日教組がいまだに生き残り、地域によってはその影響力を残していたりもして、問題教師の処分を圧力をかけてやめさせている現実があるわけです。

暴れ小学生とその家庭に問題があるとして、それに対しては毅然とした態度でのぞまなければならない、これが正論です。

しかし教師、学校、教育委員会が自己保身と思想団体による圧力に屈している現状では、いかなる正論も無味乾燥なものとなるでしょう。

この記事を受けて、朝のワイドショーなどでは盛んに議論がなされているようですが、日教組の悪行について述べている人を見たことがありません。
「学校」という場において起きた事件を語る上で、避けて通れないはずの事柄に触れないで問題が解決できるとは到底思えません。


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