にじの木通信

小さな家族の日々のこと。
安心安全栽培の菜園も、カメの歩みで一歩ずつ。

あと一歩

2014-08-23 06:49:06 | 育て方研究
育て方研究といっても、自分の心の育て方のこと。。


この夏は、パンのことをして考えて過ごしてきた。

  「こんな夏を迎えるときが来るなんて、

  人生何があるんかわからないものだなあ~」と思いながら。


その区切りのつく21日以降は‘畑の手入れに・・’と思ってきたのに、足が向かず。


どうしてなんだろう?


人にどう思われようと手で田んぼをしていたときと気持ちがどう違うのだろうか。。

心のうちを、掘ってみる。


そうだ私、最も困難な状況に置かれておられるであろう方たちのことを思っていた。


 ご家族が目の前で津波に飲み込まれて、一人になった小さな子供も、

 お知り合いも、友人もいないような場所で生きていかねばならない人も、

 今現実を受け止められなくても精一杯がんばっておられるのだから、

 誰に何を思われようと、ここで今できることを、と。。


そのためだったら体は動いてくれたんだなあ。


もう一度、何のために’を思い出すことができ、22日夕方、畑に行くことができました。


これまで収穫に寄ってたときに気づても、ちょっとしか草刈りのできなかった畑は

一目見てびっくり、真緑になっていた。


えらいこっちゃ、

今年は盛夏にあまり草刈をしなくてもいいよう段取りをしたつもりだったけれど、

自然はそれどころではないグリーンパワーで、畑を覆い尽くしている。。

私などの及ぶような力量ではない。


さて・・周りの方に謝るところからのスタートです。

「すみませんねえ草いっぱいにしてしまって、ひいて帰ります~」

「ああ今日はお休みかいな、菊芋がこっちに倒れてきてたからおこしといたで(^.^)」

「すみません、ご迷惑かけて・・・」

「支柱してへんから倒れる・・・」



「久し振りに来たんかあ?」

「あ、すみません、草だらけで、ひきますので・・(*^_^*)」



「すみませんねえ、(豆もらって)世話していただいてるのに草だらけにして・・」

「(紫ずきんの)上(の芽)つまんな。」

「上ですか?どこでしょう?」

「‘ここ’つんどいたら横にようけ伸びよるわ。」

「すみません、ありがとうございます!」

畑には公に謝りに行っている、それを理解してからは少し気が楽です(*^_^*)


おっちゃんおばちゃん周りの方たちは、異端問題児も受け入れてくださってるのか、

みなさんはどんどん良くなられています(^.^)

ある日いただいた無農薬のチシャには感動、育て方の研究も?


さて数時間で、一応全面の草をひくことができた。

帰ると7時、なんで全面する気になれるのか?

かの地を思い・・あの日を思い・・・と、

何のためにか、気づいたから、思い出せたから~


帰ると虫歯で半顔腫れたまんまの私に、

主人「なんでやりすぎねん」と。。「ゆっくりしてからで(晩御飯)ええで」と。。


・・・ごめんね、猛牛気質が治りません(*^_^*)




















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