にじの木通信

小さな家族の日々のこと。
安心安全栽培の菜園も、カメの歩みで一歩ずつ。

戦争をする、ということ

2015-06-28 15:14:03 | 娘たちへ
畑に行くようになって、お話の機会をいただくようになれた
80代・90代の、地域のお母さま方。


90代のお母さまは、
最初の結婚をされて、たった半年で赤紙が来て、
旦那様を戦争にとられ、そのまま帰って来なかったと。。
「たった半年・・・」と言われたのが忘れられません。

なんという、悲しいことでしょうか。
命がけで、戦中・戦後を、生きてこられたのです。


80代のお母さま方
それはそれは、地域に深いネットワークを持っておられます。

いろんな人の故郷からご家族・一族関係、
過去も現状もご存じ。

ご家族の命を守るために、女も甘えてられず、
近くの人たちと助け合って生きてこられたからでしょうか。


私たちの年代のようなお付き合いとは相当違うのです。
私のことも、「友達やから」と言って、よくしてくださったり。。

周りの人のことも作物も、とても良く見ておられるので、
ときには批判を言われているようにも聞こえることもあるけれども、
そんなちょっとキツめのお言葉の中に

聞いた人が気づき、反省し学べるエッセンスを入れておられるし、
今現役の男性方も、文句が言えません(*^_^*)


60代の地域の人たちの乳母もされたお母さまも。
そんな小さなときにお世話になった人には、頭があがりませんね。


自分で生きること、に責任を持っておられて、
からだがうごかなくなったり、
死ぬこと、に対しても、いつでもおかしくないと、
またいつ人のお世話になるかもしれない、
今できることを日々精一杯します、という自立した生き方。





戦争がリアルになったら、
ゲームの世界ではなくなったら、やっと、
私たちも改心できるようなことでは、遅すぎはしないでしょうか。。

















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