灰色の世界

うつ28年目の私の日常だらだら日記です。
うつの時って世界が灰色に見えたりするんですよ。

高島さんのウツに・・・

2007年07月06日 20時42分43秒 | Weblog
すっかりが遅くなってしまいましたが、
先月末に放送された高島忠夫さんのドラマを見て、いろいろ感じることがありました。

早期発見、治療しておけば・・・
 
 実は私は治療を始める3年位まえに、仮面ウツだから薬を飲んだほうがいい、と
 健康診断で言われていたのです。
 私はかたくなに拒否して、結局3年放置してしまいました。
 体調がよくなかったのですが、ギリギリまでウツを否定して頑張ってしまいまし た。
 もしもあの時医師の指示通り薬を飲んでいたら、軽いウツでこんなにこじれずに
 済んだかもしれない・・・と思うと悔やまれてなりません。

再発・・・

 私も苦しみました。(進行形)治ったか?と思って喜ぶと、またやってくる。
 初めの何回か、治ったと思い、服薬、通院を勝手に止めてしまったらすぐに再発
 してしまいました。これも反省すべき所です。

貧困妄想・・・

 ありがたいことに、傷病手当金を頂いていた頃は、お金の心配せずに療養できま
 した。でも、打ち切りになってからは不安との闘いでした。
 どうあがこうが赤字家計簿。
 このまま働けないと貯金がなくなってしまう。
 ホームレスになってしまうのでは? 空き缶拾いをすれば食べていけるの?
 どうしよう・・・と心配ばかりしていて、

便秘・・・

 これもツライです。私はもともと便秘症ではありましたけれど。いろいろ薬を
 飲んだり、食物繊維のあるものを食べるようにしました。

家族の苦悩・・・

 何があっても常に前向き、をでは強調してしてきた風に見えました。特に奥様。
 でも実際は沢山の苦悩やとまどいや看病疲れとかあったのですね。
 カウンセリングに行ったら、ずっと泣いてしまって話しができず、カウンセラー
 に、「帰りに○○ホテルのケーキを食べて下さい。約束です、絶対行って下さい」
 と言われたシーンが印象に残りました。
 私も2回目のウツの時は母が安定していて、よく面倒をみてくれました。
 家族の理解や支えは必要です。