アンニュイな危険

秋も　いよいよ　冬を　待つ
夕べの　余韻は

一途な恋じゃ　幻に　ならない
２４時間　持たない　恋さ

すれ違いに　振り向いて
あなたを　探す
夏の名残の　香り
甘すぎる恋の　アンニュイな危険

秋は　いよいよ　冬を　感じて
夕べの　あなたは

肌で感じてた　季節を　思う
何日待っても　持たない　恋さ

すれ違いざまに　振り返る
あなたは　いない
夏の名残の　匂い
甘すぎた恋の　アンニュイな危険

今なら　言える
すきだった…

眠れない夜はあなたのせい

恋人だったころと　あなたは　変わって
人は　いつまでも　同じじゃないと　知った

わたしなら　自分を出さずにいるときが　自分で
変わらずにいるけど
あなたは　愛し合っていたころと　別人になって
変わってしまった

長く　つき合わないと　人は　わからないと　思うけど
いくらなんでも　長すぎた春に　あなたは　変わり果てて

戻れるのなら　あのころの　あなたに　会えるのなら
それでも　時は　戻らないから　刻一刻と　変わりつつあるのに

眠れない夜は　あなたのせい　
あのころの　恋心だけが　悩ませる
美しくも　愛し合った日々　
それは　記憶を　整理したからじゃない
眠れない夜は　あなたのせい
あのころの　恋心だけが　迷わせる
愛してると　心から　抱き合った日々
それは　思い出を　書き換えたからじゃない
繰り返し　忘れたようで　思い出される

大人びたあなたが　青年に帰って
わたしは　気持ち　持て余す夜に

眠れない夜は　あなたのせい
あのころの　恋心だけが　悩ましい
美しくも　愛し合った日々
決して　わたしは　忘れ去ったわけじゃないから
涙が　こぼれて　砕け散った　散り去った　恋を　葬れずに