昨夜の気温は-10度。体感気温は-12度。そのためか、今朝外に出るとそこは一面真っ白。といっても雪が積もったのではなく、一面凍っているのである。記憶の限りでは生まれて初めて、実際に木が凍るのを見た。木全体は真っ白で、枝は氷で覆われている。とても幻想的な光景であった。
この日の夜、ルームメイトのアランと歴史の話になり、意見が衝突した。きっかけは、アランが特攻隊をキチガイ(Crazy)と言ったことにあった。彼はよく、ふざけるときに「バンザ~イ」という言葉を使う。この言葉は、大東亜戦争時のアメリカとの戦闘の際、弾薬が尽きて追い詰められた日本軍兵士が、「万歳」と叫びながら銃剣で突撃を敢行したこと、同じく、追い詰められた日本人が崖から飛び降りて自殺した際の掛け声、もしくは特攻隊機がアメリカの軍艦に突っ込む際の言葉、これらのうちのどれかからアランは知ったのだと思う。
そのいずれにせよ、彼が発する「バンザ~イ」の意味は「キチガイ」である。私が日本人なので、彼はそれを重ね合わせて、「クレイジーな人間」を演じる際に「バンザ~イ」と言うのである。彼にとって「バンザ~イ」という言葉は、「キチガイ」の象徴であるのだ。
これまで彼は何度かその言葉を発したが、私はとても不愉快ではあったが、彼は何も知らないのだと無視をしていた(無視すべきではなかったと後悔している)。しかし、今回の「特攻隊はクレイジーだ」という言葉は、私にとっては限界を超え、とても無視できるものではなかった。
(私):「特攻隊はクレイジーではない。彼らはとても理知的な人たちであった。私は彼らを誇りに思っている。」
と言ったら、なぜかここから「真珠湾」の話に変わっていって、アランは「日本は真珠湾をだまし討ちした」と言い出した。だからこちらも、
「ルーズベルトは全て知っていた、という研究結果が最近出たではないか。」(
真珠湾の真実 ― ルーズベルト欺瞞の日々 ロバート・B・スティネット)
「それに騙し討ちだというが、真珠湾攻撃の前に日本の船を攻撃したのはアメリカではないか」
(「ワレ、日本潜水艦ヲ撃沈セリ。」12月7日午後0時10分(現地時間)
つたない英語ながらもそれらを言うと、彼は黙ってしまった。
このとき痛感したのは、アメリカ人一般の特攻隊に対するイメージは、彼と同じようなものであろうということ。彼らアメリカ人は、特攻隊=キチガイと学校において教えられてきているので、今回のように、こちらが反論しないといつまでもそのようなイメージでいてしまう。
私は今こうしてアメリカに来ることができ、大学において勉強することができている。このようにアメリカで勉強することができたことと、私の人生における様々な偶然とを勘案し、私は私に課せられた使命は「日本のために生きること」ではないかと思っている。「日本のために生きること」というのは抽象的であるが、今アメリカにいるということは、英語を使って日本の利益になることをしろ、ということであると思う。
政府、害務省の怠慢により、国際社会において「顔の無い日本」と揶揄されてきた日本であるが、政府が日本の正義を国際社会に主張しないならば、我々のような日本国民がやらねばならない。
微力であるが、このアメリカ滞在期間内に、なんとかして多くの人に特攻隊の真実、また日本の正義を主張していこうと思う。
●神風 http://www.geocities.jp/kamikazes_site/
●<86.「真珠湾奇襲」は嘘だった!! ── アメリカの対日先制攻撃 (2001.2.21)
http://www004.upp.so-net.ne.jp/teikoku-denmo/no_frame/history/honbun/pearl_harbor.html>より転載。
12月7日午後0時10分(現地時間)、アメリカ海軍司令部に一つの暗号電報が入電しました。
「ワレ、日本潜水艦ヲ撃沈セリ。」
それは米軍艦が、公海上 ── アメリカの領海外において、日本海軍の潜水艦を攻撃、撃沈した事を報告する暗号電報だったのです。(米国海軍ヒューウィット調査機関提出書類75(1945年6月7日),みすず書房『現代史資料 35巻』)
つまり、アメリカは、日本による「真珠湾攻撃」の1時間20分も前に、「宣戦布告」もなしに、日本の潜水艦を攻撃、撃沈した事になる訳で、これこそ、正に「騙し討ち」と言えるのです。それにしても、日本の「真珠湾攻撃」をもって「騙し討ち」と言わしめたのですから、ローズヴェルトも相当の極悪人です。