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日本の元気

日本人として日本のために


2004年10月23日より

におい

2005年01月27日 | Garden City(KS) 滞在記

昨日今日と、18:00~18:30ごろに外へ出たら、強烈な牛舎臭がした。日中はそうでもないのだが、この時間帯になると、どこからともなく牛舎臭が風に乗ってやってくる。くさくてとても外に長くいることはできない。

この大学の授業料が安い理由に、この牛舎臭も含まれているのだろうか。

2005年01月27日 | Garden City(KS) 滞在記

早朝までだが雨が降った。ここガーデン・シティに来て2週間以上たつが、初めての雨である。


☆降水量 (mm)比較

   ガーデン・シティ  名古屋
1月   10.0     42.3
2月   13.0     63.8
3月   36.0    110.2
4月   43.0    150.5
5月   86.0     157.1
6月   74.0     217.9
7月   66.0     212.5
8月   66.0     145.1
9月   33.0     211.0
10月  23.0     114.1
11月  20.0      70.5
12月  10.0      40.0
総計  480.0   1534.9


参考:名古屋の気象に関するデータ(資料;理科年表平成13年度版)
http://home4.highway.ne.jp/nagatoya/sg/12data/12nag.htm
CityDate.Com
http://www.city-data.com/city/Garden-City-Kansas.html



●降水量
http://eco.goo.ne.jp/word/ecoword/E00373.html

雨や雪として国土に振る水の量のこと。年平均降水量の世界平均は約970mmであり、これに対しアジアモンスーン地帯に位置する日本は約1700mmと2倍近い。しかし、1人当たりの年平均降水量を比較すると、世界平均が22000立方m/年・人に対し、日本は約5100立方m/年・人となり、4分の1程度しかない。日本は水に恵まれた国と思いがちだが、水資源量は想像するほど多くないということを認識する必要がある。


●1mmからの小数切り捨て降水量
http://knoa.jp/kore/seikatsu/kousui/

基本的には「きょうとほぼ同じ気象条件が過去に100回あったけど、そのうち50回は翌日に1時間あたり1mm以上の雨が降ったぞ」というときに、「明日の降水確率は50%」と発表します。
しかしこの「1mm以上」というのがクセモノで、1mm未満の雨が降っても降水とはみなされません。特に問題なのが、1mm未満の雨は0.9mmでも切り捨てで0mmと記録されてしまうことです。さらに、気象庁は1mmの雨を「傘をささなくても大丈夫な程度」と発表していますが、わたしの経験的には正確な表現ではありません。
実際に1mmの雨が降ったら、傘を持っているひとは、まず傘をさします。そのくらいのしっかりした雨です。感覚的には1mmの雨は「傘を持っていないひとが、ささなくてもなんとかがまんできる程度」と思えばいいでしょう。なお、1.9mm(1.0mmのほぼ2倍!)の雨でも切り捨てで1mmと発表していることもまた問題です。

Post Office

2005年01月21日 | Garden City(KS) 滞在記

日本へ手紙を送るため、Post Officeへ行った。日本までは2.60。

●Post Office
Garden City, Kansas 678465505 (Sixth St. & Pine St.)

今週の火曜、Post Officeの場所を聞こうと、たまたま大学内にあったSouthwest Kansas Regional Prevention Centerのオフィスに入った。オフィス・マネジャーのBeckyが対応してくれたが、なんと「外が寒い(実際に寒かった)」ということで、Post Officeまで車でわざわざ送ってくれた。


今日の最高気温は70 F / 21 ℃。Tシャツ1枚でも大丈夫なほど暖かい。

帰りがてら町の様子を見てまわったが、その間様々な銀行を見た。


Bank of America

Western State Bank

Security Savings Bank

Commercial Federal Bank

Commerce Bank

Federal Land Bank

牛舎臭

2005年01月19日 | Garden City(KS) 滞在記

寮から外へ出た瞬間、

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何かが違う。

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いつもと何か違う。

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視覚 → → 正常。芝生に道路、茶色の建物。目の前の光景はいつもと変わらない。

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聴覚 → → 正常。人々の会話、車のエンジン音はしっかり聞こえている。

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味覚 → → 正常。朝食はしっかり味わって食べた。

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触覚 → → 正常。皮膚からしっかりと感覚は伝わってくる。

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 臭覚

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 臭覚

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異常!



く、く、臭い!!  なんだこの強烈な「牛舎臭」は!?



いつもより数倍強烈である。


授業の行われる建物に非難しても臭いは追ってくる。


授業のある部屋なら大丈夫だと逃げ込むが、ここまでこの「牛舎臭」は追ってきた。


も、もう逃げ場がない。


ある学生は強い香水をつけているが、その臭いは空しく牛舎臭の中へと消える。


このような状況ならば、「苦情殺到、授業は成り立たず」・・・・・かと思ったが、誰も何の苦情も言わない。授業はいつもと変わらず進んでいく。


さすがは何年、何十年と住んでいるだけある。彼らにとってこの程度の牛舎臭など「へのカッパ」なのか。


しかし、ここでふと思い浮かぶ。



「俺、将来『ファーマー』になれるかも」

-10℃ & アジア系の店

2005年01月16日 | Garden City(KS) 滞在記

11:00ごろ起床。この大学では、土・日のBreakfastがない。Brunchは12:00~13:00まで。

Brunchまで時間があったので、少し町を散歩することに。シャツ・ロングシャツ・セーター・ジャンバーと4枚着て、手袋とマフラーをつけて外に出る。今日は曇り空で、気温はThe Weather Underground, Inc.の情報によると、気温 25 F / -4 ℃、体感気温(寒さ) 14 F / -10 ℃とのこと。

-10℃を経験したのは今回が初めてである。-10℃とのことだけあって、寒さで耳が痛い。頻繁に耳を暖めないと耳が使い物にならなくなってしまう、そんな寒さである。しかし、顔など外に出ている部分以外は寒くはない。顔を隠せばー10℃の世界でも生きていける、との確信が持てた。

それともう1つ、寒さに関して思ったことがある。寒いところに暮らしている人は、見た目がキツイ顔の人が多いのではないかということ。寒さによって顔がひきつり、しかめ面になるので、寒いところに長く暮らしていると自然と顔がきつくなってくるのではないか。そのため、見た目が冷たそうな印象を受ける。特にロシア人を見るとそう思ってしまう。まあ、これはあくまでも推測に過ぎないが。

大きな道沿いを歩いたが、日曜日の午前中ということもあるのか(寝ている、教会に行っているなど)、走っている車の数は少ない。ここに来る前の想像として、町にはWALMARTぐらいしかないと思っていたが、想像していた以上に店がある。大手の銀行ではBank of Americaがあり、地方銀行を3、4つ見た。さらに歩いていって、いろいろな店が連なる通りに出たが、ここでも車が全く走っていない。日本とは大違いである。

適当に道ゆく道を歩いていくと、偶然「KARATE道場」を発見した。「KUNG FU」とも書いてあったので、コリアン系の道場かもしれない。ポートランドにいるときも、これと同じような道場を2、3見た。勉強に余裕ができたら行ってみようか。

道をさらに進むと、今度は「Thai」という雑貨屋(?)があった。そしてさらにその先には、「ASIAN PLAZA」という、3軒の店が連なる建物があり、その1つに「SAIGON MARKET」という店があった(#713、First St. & FULTON St.)。

カンザス州南西部にある田舎町であるが、アジア系の店が思ったよりある。

初雪

2005年01月14日 | Garden City(KS) 滞在記

ここガーデン・シティに来て、初めて雪が降るのを体験した。

雪自体は軽く降る程度で、積もりそうではなかったが、日中に降ったのは今回が初めてであった(夜には降っていたかもしれない)。

これまで雪は降っていなかったが、風がちょっと強いので、冷たい風が吹いて耳が痛くなるほど寒い。風がないところではそうでもないので、つまり体感温度と実際の気温に差があるということ。

Good-Bye Portland & Nice to meet Garden City

2005年01月09日 | Garden City(KS) 滞在記

7:30ごろ起床。8:30ごろにホストファミリーと朝食を取る。皆で一緒に朝食をとるのは、この1ヶ月間で初めてであった。

朝食後に部屋へ戻り、持っていく荷物(スーツケース・大小のスポーツバッグ、バックパック、コンピューター)、大学に送る荷物、日本へ送り返す荷物を最終確認し、9:30ごろ家を出た。4ヶ月前のアメリカに来た日、スーツケースと小さいスポーツバッグ、コンピューターとバックパックを抱えて空港から出てきたが、今やそれに大きいスポーツバッグとダンボール1箱分が加わった。

家から空港までは10~15分。空港ロビー前に車をとめて荷物をおろす。建物内に入ってUnitedの窓口まで行く。ティケットを渡し、マイレージ会員番号を告げる(United Airline マイレージプラス)。Check In(預ける)の荷物にタグをつけ、重さを量る。2つの荷物はどちらも制限内であった。しかし、Carry On(持ち込み)の荷物に問題が発生。機内には2つまでしか持ち込めないが、コンピューターも1つとして数えられるそうだ。コンピューターは数に入らないと思っていたので、予想外のことに戸惑う。だが受付の人によると、荷物は3つまで預けられるそうで、持ち込む予定であった荷物の1つを預けることに。

搭乗手続きが終わったら、まだ登場時間まで1時間ほどあったので、飲み物を飲みながらホストファミリーと話をした。30分前になり彼らと別れ、搭乗のためセキュリティーチェックを受けた。荷物はX線に通し、上着2枚を脱いで渡し、次に靴。ゲートをくぐり、両手を水平に上げ、職員が機械で身体を調べ、ベルトは外して渡し、財布も渡した。職員がバックパックの中身を出して調べ、コンピューターも入れ物から出した。こうして全てのチェックが終わって、ようやく搭乗口へと向かうことができた。

飛行機は11:18より遅れて飛び立った。思っていたよりも席と席との間隔があり(やはりアメリカンサイズか)、今まで乗った飛行機に比べると(今までの飛行機はどれも狭い)快適に過ごすことができた。

13:30ごろ(現地時間14:30)、2時間ほどかけてDenver空港に到着。最初、飛行機が着陸態勢を始めたとき、時間を見て予定より1時間ほど早かったため、また飛行機から見た景色が、空港の回りが平地(茶色の大地が広がる)で何もなかったこともあり、違う空港に何か緊急事態が起こって(天候など)着陸するのかと思った。しかし、隣の人に聞いたらここはDenverで間違いなく、ポートランドとデンバーには時差が1時間あることが分った。飛行機は予定より早く着いたため、20分ほど待ってからゲートに横付けされた。

デンバー空港の印象はとにかく大きいの一言。次の便は現地時間15:35(ポートランド14:35)。乗り換えに1時間もないので焦った。降りた建物は「B」。乗り換えの飛行機がある建物は「A」。Aまでは電車で行かなければならない。ちょっと歩いて電車に乗り、降りてからまたちょっと歩いてようやくGreat Lakeの窓口を発見。搭乗手続きをするが、受付の女性の愛想がとても悪い。搭乗時間の少し前に、突然日本人らしき5、6人の集団が現れた。彼らは別の飛行機だが、このようなところにもいるんだなあと不思議に気持ちであった。

Garden Cityの空港までは、20人乗りぐらいの小さなプロペラ機。搭乗ゲート(といっても、ただの建物のドア)を通って外に出て、そのプロペラ機へ歩いていく。外に出て改めて分ったが、空港の周りは茶色い平地が広がっていて、遠くまで見渡せる。雪が所々残っているが、天候は快晴。少し風があって寒いが、青い空が広がっていて気持ちが良い。プロペラ機に乗り込んだが、やはり小さいので狭い。乗客は12人ほど。機長席と乗客の席には扉がない。15:40(ポートランド14:40)ぐらいにプロペラ機は飛び立った。

プロペラ機から見えた大地は、どこまでも四角や円形に区画された茶色い平地が続き、空港の周りはぽつぽつと家があるだけ。飛び立って20分ほど経つと、そこは茶色い丘や平地だけで家はほとんどない。その先に見えるのも同じ景色である。30分ほど経過したら町が見えてきた。しかし小さな町である。5000人以下の町だと思う。この時点で、プロペラ機の中に夕日の陽がさしてきた。大地の暗くなっている部分がどんどん増している。太陽が沈んでいくのが機内から良く分った。

現地時間17:25(ポートランドは15:25)にGarden City Airportに到着。空港から降り立ったが、やはり予想通り、空港の周りには何もない。夕日が沈みかけていたので暗い茶色い大地が広がるばかりであった。空港の赤レンガ風の建物も、デンバーに比べれば話にならないほど小さい。この建物を見て電車の駅を思い出した。

1つ目のドアを通って左側にセキュリティーチェックと搭乗口、左側に預けていた荷物を受け取るところ。女性がシャッターを開け、自分の荷物を出し、再びシャッターを閉めた。2つ目のドアを通れば左側に待合室、右側に航空会社窓口である。

到着予定時間の17:43に人が迎えに来てくれることになっている。ホストファザーが、ポートランドからここGarden CityのFirst Southern Baptist ChurchのPastor Rickに連絡を取ってくれ、彼が迎えに来てくれることになっていた。18:00ごろ、建物を出ようとしたときにRickが車で建物玄関前に現れた。彼の車に荷物を乗せて大学に向かうことに。

空港から大学に向かう道のりは、ポートランドにいたときに誰もが言っていた、「Flat」と言う言葉そのままであった。遠くが見渡せ、家が所々にあるだけ。ほとんどは大地が連なっているだけである。

大学には10~15分ほどで着いた。思っていたよりも大学の敷地が広い。入寮の手続きをするためResidential Life Officeのある建物へ。そこにいたのはDirectorのKate。彼女からいろいろ説明を受け、書類をもらい、部屋の鍵をもらって、アシスタントに部屋へ案内してもらった。

部屋の最初の印象・・・・囚人部屋もしくは病院。それほど素っ気ない雰囲気の部屋である。部屋はRA(Resident Assistant)のコディの部屋の目の前である。Kateが配慮してくれた。

部屋に荷物を置いて、Rickの家で行われているクリスチャンのSmall meetingに参加する。参加者は12人前後で、みな友好的な人たちばかりであった。このSmall meetingは22:00ごろに終わり、参加者の中の夫婦に大学まで送ってもらった。

部屋に着いて荷物の片付けをはじめ、寝たのは4:00ごろ。