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NHKスペシャル「沖縄平和の代償」 偏向報道の記録 6

2010年12月10日 | 過去記事倉庫
当時、地区の代表の一人として、
基地の受け入れに反対した、嘉陽宗信さん、86歳。


住民の間には、アメリカ軍に対する恐怖が広がっていたと言います。

基地を建設する計画が伝えられた直後、
アメリカ兵が6歳の女の子を誘拐。
暴行した上に殺害するという事件が起きました。




嘉陽宗信さん
「まだ戦争のにおいが残っている時代だから、
暴行とか、そういったものは、話がよく聞こえよったんですよ。女子暴行。

一番それが嫌だったわけですよね。
自分たちの生活は、どうなっていくかという問題。
それが一番大きかったですね、自分たちとしては」


沖縄各地で、「島ぐるみ闘争」と呼ばれる、大規模な基地反対運動が起こります。


「戦い終わって山河ありと言う。
だが、戦い終わって、今なお山河変わりつつある。
それが沖縄である。
無期限に土地は取られ」




しかし、基地の建設を進めるアメリカ軍の姿勢は、一向に変わりませんでした。



アラン・ミレット博士
「沖縄でも時々衝突が起きることはありましたが、
あの島はアメリカ軍が統治していました。
軍部こそが中央政府だったのです」



沖縄の人たちが救いを求めたのは、日本政府でした。



ニュース
「沖縄代表団の一行は、首相官邸に鳩山総理大臣を訪ね……」
沖縄代表団は苦しい実情を伝えるとともに、日本本土からの協力を訴えました。



「沖縄の住民の人々の力だけではできない。
どこまでも日本国民であるところの8千万の同胞と
共に立ち上がってもらわなければならない」

沖縄の主権は日本にあると、繰り返し主張していた日本政府。外務大臣がアメリカ側と会談します。


ところが、海兵隊基地の問題が採り上げられることはほとんどありませんでした。












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