リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

田んぼの防水性

2006-05-08 21:10:32 | 『田んぼのチカラ』2004-
昨日、100mmくらいの雨が降った。

田んぼを見に行ったが、これはすごい。
右側は毎年水田耕作している田んぼ。
左側が、田んぼプロジェクトの田んぼである。

 まだ、水路からの水は入っていないのだが、右の田は、見事なぐらいに湛水している。
そうだよなぁ。用水があって、すぐ水が引けた時代なんぞというのは、そんなに昔のことでは無いはず。
天水を如何に効率的に利用するか。
それは、水稲耕作にとっては大きな問題だったと思う。

 してみると、休耕田が増加しているという問題は、やはり川に帰結する。
水はけのいい田んぼは、地下水の涵養には良いのかもしれないけど、流域の保水能力にとっては、減少の要因だろう。

 それにしても、雨で水田に水が溜まってから、五月蠅いくらいに鳴いていたカエルがおとなしくなった。
雨が降って、満足したか、良いことやっているのか?

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