リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

米国が"惑星”発見にこだわるわけ

2006-09-18 15:20:19 | アユの流し目/雑記帳
 1989年、ボイジャー2号が海王星の姿を人類に送信してきた頃、占星術を研究しているデザイナーに聞いた話である。

 アメリカが海王星探査に熱心なのは、海王星の発見と共産主義の誕生が同じ年だからだ。
 その占星術研究家は言った。

 海王星の姿が明らかになることは、ソ連の内情が明らかになることでもある。占星術ではそのような現象をシンクロニシティと呼ぶ。ということだった。

 実際、ボイジャー2号の探査の翌年、ゴルバチョフが大統領となり、リトアニアが1991年3月、エストニアとラトビアは8月に独立して、連邦体制は崩壊する。

 ボクはこの説を信じているわけではないのだが、米国の天文学者のなかに、意外と占星術に造形の深いメンバーがいて、冥王星の惑星からの除外という決定に、反発しているのかもしれない。
 米国が主要国から矮小国になるという幻想におびえているとしたら、滑稽なのだが。


○共産主義誕生
 1846年1月、エンゲルスとマルクスはブリュッセルに移ると、来るべき革命期に備えヨーロッパ各地の社会主義運動を団結させることを狙いとして、Communist Correspondence Committeeを設立した。

参考HP
エンゲルス

○海王星発見 1846年 
海王星
○ボイジャー2号、海王星再接近 1989年8月25日
ボイジャー2号
○ソ連邦崩壊
ソ連邦崩壊

毎日新聞WEB より

☆テキスト版
冥王星除外:米国科学界から異論 学者有志が反対署名開始
 国際天文学連合(IAU)が惑星の定義を新たに作り、冥王星を惑星から除外して「矮(わい)惑星」と位置づけたことに対し、米国の科学界から異論が出ている。学者有志が反対署名を集め、米国天文学会の部会も異議を唱える声明を出した。

 米航空宇宙局(NASA)で冥王星探査機「ニューホライズンズ」の責任者を務めるアラン・スターン博士らは、定義が採択された翌日の8月25日から、インターネット上で反対署名を呼びかけた。30日に締め切るまでに、米国内の惑星科学者、天文学者ら約300人が署名したという。

 ニューホライズンズは8月24日まで「惑星探査機」だったが、新定義の影響で「矮惑星探査機」となった。

 署名の呼びかけ文は「我々はIAUの定義に同意できず、使わない。よりよい定義が必要だ」と訴えている。そして、IAUには1万人近い会員がいるのに、採決に参加したのはわずか400人余りだったと指摘し、09年の次回総会まで放置すれば、教育や社会を混乱させると主張した。

 UPI通信によると、スターン博士は来年、天文学者ら約1000人を集めて、代わりの定義を作るための会議を開こうと計画している。

 一方、米国天文学会の惑星科学部会(約1300人)は30日、「使っている用語の意味が学術的にあいまいだ」と新定義を批判する声明を出し、IAUに改善を求めた。

 新定義は、委員7人からなる定義委員会が2年かけて検討した。IAUが公表した8月16日時点の原案は、惑星を従来の9個から12個に増やす内容だったが、1週間の議論を経て、惑星を8個とし冥王星を除外する最終案が採択された。定義委員の一人だった渡部潤一・国立天文台助教授は「幅広い意見を踏まえて作った原案が、議論を経て否決されたことでも分かるように、手続きは民主的に進んだと思う」と話している。【元村有希子】

毎日新聞 2006年9月2日 10時56分 (最終更新時間 9月2日 13時50分)
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