リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

おいしい水のつくり方

2007-09-20 17:06:36 | アユの流し目/雑記帳
 応用生態学会でお会いした信州大学の中本教授。
琵琶湖のDVD淡海と生きるを進呈したのだが、早速ご覧頂きご意見と生物浄化法のビデオをお送りいただいた。

 生物を使用した浄化法。緩式ろ過については資料として読んだことがあったのだが、研究されている御本人にお会いするのは初めてだった。

 現在の塩素を使用する急速濾過の水道処理が企業利益のみの危険な方法を言い切るあたり、痛快な方だった。送られてきた資料を拝見すると愛知万博では「愛・地球賞」を受賞されたという。

 こういった技術は厚生労働省や水処理の業界からは迷惑がられているだろうと思ったが、実際にそのようで、マスコミに取材を受けることは多いそうだが、緩式ろ過についてはあまり報道してくれないと話されていた。

 頂いたお便りに「本来 科学技術は人のため」と記されていたが、まさにその通りと思っている。
 とても、魅力的な方で、そのうち上田にお邪魔しようと思った。


おいしい水のつくり方―生物浄化法 飲んでおいしい水道水復活のキリフダ技術
中本 信忠
築地書館

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中本信忠教授
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