リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

ヨウ素のサプリメントを購入した

2007-09-06 18:09:45 | アユの12ヶ月 川面からの記録
 昨日、台風9号の進路を探っていて、ある不安に襲われた。

 台風9号が東海地震の震源域を直撃して、その結果気圧の低下から地震が誘発されるのではないか?という「杞憂」だ。
 東海地震、そして、その真上に位置する浜岡原発というのは、ボクにとっては冗談でないレベルで差し迫った危機なのだと思っている。

 台風についてはあんまり心配していないのだが、もし地震がきたら実家には津波の影響がある可能性がある。親父は元気ではあるのだが、あまり早くは動けないので、自力で避難するのは困難だろう。今日は実家に帰って待機していようかと考えていた。
 その後、様子をみているが、高気圧が移動して、台風の進路は東よりになっている。。どうやら震源域への直撃は避けられそうだ。台風の中心気圧も上昇してきたようなので、実家に帰るのはやめることにした。

 こんなことを大真面目で心配しているのだが、もし本当に台風により東海地震が誘発されて、浜岡原発が被災して、炉心溶融いわゆるチャイナシンドロームがおきたらどうなるだろうか、と妄想した。

 浜岡原発が炉心溶融して、原子燃料が解けて原発建屋を貫通して地下水源に達する。そして、
 水蒸気爆発が起きて、空中に放射能がばらまかれる。

 ここまでは、簡単にイメージできるのだけれど、ここではたと困った。ぶちまけられた放射能はどうやって広がっていくのだろうということだ。

 台風は巨大な入道雲 積乱雲のようなものだ。中心に向かって渦を巻いて大気が吹き込んでいる。その吹き込んだ大気は上昇して、成層圏まで達する。と思った。

台風の立体構造 動画がある!

 原発事故というと音もなく、臭いのない放射能が静かにやってくる。そう、原子力戦争のその後を描いた、SF渚にてのエンディングを想っていたのだけれど、台風直下では、あっという間に大量の放射能が日本列島全体に広がってしまうということだろうと思う。大量の被爆者。

 大地も汚染され、食料が採れない。まあ、食料自給率が40%という国だからそれ自体はあまり問題でもないか?

 被爆して、じわじわと死んでいくのはかなわんなあ。
チェリノブイリの子供たちというドキュメンタリーを想像した。そうだ、原発事故の後では甲状腺がんが多発するのだ。

 ボク自身はいい歳だし、男の子だからいまさら心配することもないが、実家には中学生の姪っ子がいる。
 甲状腺を守るためにはヨウ素錠だ。 甲状腺に放射性のヨウ素が取り込まれないようにするには、多量にヨウ素を取るとよい。はずだ。(書くのが少し面倒になってきたので理由は省く。)
 
 すぐに、ネットで検索したが、国内で市販で手に入るヨウ素錠はないようだ。ネット販売でアメリカから購入することにして、1300錠ばかり注文した。

 姪っ子に飲ませるぐらいならこんなに多量にはいらないとは思うのだが、こんなことを考えている。

 今月末、またラオスに遊びに行くのだが、あちらで山岳民族の映像を撮っているラオスの映像作家と会う予定にしている。
 その彼とはこの間、はじめて会ったのだが、ボクの使っていないビデオカメラを託した。
 メコンの目
 カメラが1台では心もとないだろうと、ネットオークションで年式の古いカメラを何台か落札した。それをお土産にしようと思っている。
 その彼がラオスの水田を案内してくれているときに、「ラオスの山岳地方ではヨウ素欠乏による病気が多い‥」ということを話していた。
 ヨウ素錠
 彼へのお土産にしようと思っている。
 彼もいいおっさんなので、いまさらヨウ素はいらないと思うのだが、彼のフィールドの少数民族で必要としている方がいるかもしれない。

 今日は、妄想のなかでとりとめもないことを書いた。お付き合いしていただいたこと感謝します。
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