毎日JPより
**************** トーク&コンサート ****************
このままで このままで流れよ 長良川
・日時 6月6日(土) PM1:30~PM5:00(開場1:00)
・場所 岐阜市文化センター 小劇場
(岐阜市金町 JR岐阜・名鉄岐阜から徒歩7分)
・資料代カンパ 500円
・主催 長良川市民学習会
http://dousui.org/
(「長良川に徳山ダムの水はいらない市民学習会」実行委員会)
☆トーク:長良川の歴史・自然と未来を語る
語り手 高橋恒美:「鮎鮨街道いま昔」著者
新村安雄:リバーリバイバル研究所
平井久美子:日本山村会議事務局
聞き手 富樫幸一:岐阜大学地域科学部教授
☆コンサート:長良川を歌う
フォークグループ 笠木透と雑花塾
・私に人生というものがあるなら
・あなたが夜明けをつげる子どもたち
・長良川・阿寺川・木曽川
・すみれの花・私の子供たちへ
☆会場内ロビーにて、写真展・長良川賛歌(後藤亘 撮影)を、同時開催
☆ 問い合わせ:長良川市民学習会事務局
武藤(090・1284・1298)
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☆テキスト版
コンサート:「長良川守りたい」 導水路建設計画で市民団体が企画--6日 /岐阜
徳山ダムの水を下流域に送る導水路建設計画が進められている長良川への思いを歌うコンサートが6日、岐阜市内で開かれる。コンサートを企画した市民団体には、80年代から長良川河口堰(三重県桑名市)の反対運動に携わった人もおり、メンバーは「さまざまな形で長良川にかかわってきた市民の思いを一つにしたい」と訴えている。【鈴木敬子】
コンサートを企画したのは、環境への影響などから導水路建設に反対する「長良川市民学習会」のメンバー。恵那市出身のフォークシンガー、笠木透さんらで作るフォークソンググループ「雑花塾」が「このままで、このままで流れよ長良川」と歌われる「長良川」など川をテーマにした曲を歌う。
メンバーの1人で、長良川から歩いて約5分の岐阜市内で生まれ育った田中万寿さん(65)は昨年12月、ある女声合唱団のコンサートで笠木さんの「長良川」を知った。アンコールで歌われ、「会場がすっと一つになった」という。長良川が岐阜の人々に愛されていることを実感し、メンバーにすぐ感想を伝えた。
田中さんは、87年ごろから流域住民が起こした長良川河口堰の建設差し止め訴訟などに事務局としてかかわってきた。河口堰ができて川が変わっていく様子に「理不尽」との思いが募る。「川を良くしたいと思うなら、まず河口堰のゲートを開け、元の姿に戻すべきだ」と訴える。
今は故郷を離れ、名古屋市瑞穂区で暮らしている。建設計画が進む導水路は、名古屋市などの下流域に水を送るために造られる。田中さんは「私たちのために故郷の川が犠牲になるのは、とても複雑な気持ちだ」という。
長良川河口堰の反対運動にかかわった初期の仲間のほとんどは、すでに亡くなったという。田中さんは「長良川を守ろうと、大勢の人がいろいろな場面で活動してきた。コンサートを通じて、その人たちの思いが一つになれば」と話している。
コンサートは6日午後1時半から岐阜市金町の市文化センター小劇場で。資料代500円。問い合わせは学習会事務局の武藤さん(090・1284・1298)。
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