リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

ぐぁんばれ モンスーン

2007-06-06 21:31:27 | 『田んぼのチカラ』2004-
CNN 南アジアの天気図
 ラオスは雨期の始まったところだという。
 モンスーンアジアの田んぼ、日本にはなくなってしまった濃厚な人と水と魚、そして田んぼを見たいと思った。

 フナ寿司みたいなモノが見たい。
 ザ・フナズシ
 そう思っていた。
 WWFの「淡海と生きる」が完成してNHKの滋賀放送局でDVDの紹介をした
 その時、今後の撮影はどうするのかと聞かれて、フナ寿司についてはやり残したという思いがあった。それで何となく「次は、フナ寿司を撮ります」などと言ってしまった。

 その時点では、琵琶湖博物館 企画展にどの程度係わるかはっきりしていなくて、6月中旬にはサツキマス漁も終わっているから暇になるだろう、そのころ、アジアになれ鮨を食べに行こうかと思っていた。

 最初はシーサンパンナに行くつもりだった。
 少し調べると、なれ鮨は見られるが、タイ族の住む観光農園みたいなところでしか見られてない。とか。雲南は俗化した。とか、余り面白そうな話がない。
 友人の環境生態学の研究者に聞くと、それならラオスに行けばいいという。
 
 ヴィエンチャンまでの旅費を調べたら、奄美大島へ行くのと料金は殆ど変わらない。しかも、ホテル代はかなり安い。最近は便利になったと思うが、全部自宅のパソコンから予約できて、航空券まで印刷して持っていけば飛行機に乗せてくれるらしい。

 そうこうするしている内に、琵琶湖博物館の企画展の映像と水中のパネル写真を撮影することになった。とくにエピローグに流す映像を製作することになって「人と魚が水と土を介して”濃厚”な関係にある映像」を入れたくなった。
 企画展のテーマは東アジア。ラオスは南アジアだから厳密には違うという博物館側からの指摘もあるし、ラオスに行くということで制作費が増えるというわけではないのだが、スイッチが入ってしまった。

 モンスーンに浸りたい!ということで、ラオスに行くことにした。

 このところ、アジアの天気図を見てやきもきしている。
 モンスーンよ、もう少しシャキッとして、雨を降らせてくれ!
 そうでないと、琵琶湖の魚の遡上も、ダメ。ラオスの水田漁労もダメになってしまう。
 今日、ヴィエンチャンでは雷雨があったようだが、琵琶湖では雨は降らず空振りだった。
 ま、メコンの畔でラオビールを飲むのがホントの目的だからいいけど(-_-)
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1 コメント

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モンスーンジャパン (wash-r)
2007-06-07 23:06:47
日本は四季の国に違いないのですが、モンスーンアジアなんですよね。

「ニッポンの正しい夏休み」が好きです。
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