リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

ヤマネコの受け入れ先求む

2005-12-24 20:46:43 | アユの流し目/雑記帳
画像はニュースとは全く関係がない。”お手”をするクニオさん。

 芸をしないのがネコの本性で、中国のネコの雑伎団のネコはどうやっているんだろうと思っていたら、飼い猫で”お手”をする方がいた。

 奄美カンポンライフのクニオさん。
クニオの得意技

クニオ 奄美カンポンLIFE版 
クニオ(猫)について 奄美カンポンライフ 番外編版

 驚くべき事に、飼い主でなくても「お手」というと左手を差し出す。生クニオは感動ものだ!。

 さて、ツシマヤマネコの里親というか、増殖支援のニュースだ。 

 先に放されたコウノトリにしろ、3年後には放されるトキにしろ、動物自体を増やすことは困難ではないケースはある。
 しかし、放された動物たちがその後どうなるのか、それは、彼らの住む場所がどのような状態であるかに依存している。
 それぞれの生き物が減ってしまった原因というのは、その棲み場所が無くなってしまったことが原因していることが多いからだ。

 野生の動物が人間と出会い、自然に帰っていく。
 人に慣れないように、細心の注意と、愛情の元に育てられる生き物たち。

 彼らが、人の手を離れて自ら生きていく、そのこと自体で大変困難なことだろうに、彼らの帰るべき場所は、本当に用意されているのだろうか?

 

ヤマネコの受け入れ先求む、人工繁殖順調で手狭に (読売新聞) - goo ニュース

★テキスト版
ヤマネコの受け入れ先求む、人工繁殖順調で手狭に
2005年12月23日 (金) 22:52


 環境省は、絶滅の危機にある国の天然記念物ツシマヤマネコの人工繁殖に協力してくれる動物園を募集している。
 最初に依頼した福岡市動物園での繁殖が順調に進んで飼育数が増え、ヤマネコを収容しきれなくなったためだ。

 ツシマヤマネコは、国内では長崎県対馬だけにすみ、野生での生息数は80~110匹と推定されている。福岡市動物園は2000年に初めて人工繁殖に成功。これまでに28匹が生まれた。うち11匹は死に、残りの一部は対馬の保護センターに移したものの、現在、同園での飼育限界に近い14匹が暮らしている。

 環境省は「野生生物を救うための社会貢献として協力してほしい」と全国の動物園に呼びかけており、複数の動物園の協力を得て、100匹ほどに増やして野生に戻したい意向だ。ただ、受け入れ先の動物園では、ツシマヤマネコが人になつかないように一般公開しないのが原則という。

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1 コメント

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ご紹介ありがとうございます (クニオ)
2005-12-25 21:22:27
次の芸を仕込みたいと思います。



インドネシアで最近新種のヤマネコが発見されましたね。まだ未発見のヤマネコが世界のどこかにはいるのかもしれませんね。



生活環境の保全なり回復がまず何より必要ですよね。
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