リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

田んぼにさかなをいれました

2006-07-11 20:51:59 | 『田んぼのチカラ』2004-

 近所で進めている”田んぼのチカラ”プロジェクト。
せっかく、アドヒスタさんのご厚意で田んぼを使わせて貰っているのに、肝心のボクがよそに出かけていばかり。

 梅雨入りのタイミングに合わせて田んぼに水を張って、遡上してくる魚を放して…。

 構想は万全だが、身は一つ。
一番良いタイミングだと思った6月19日。ぼくは佐渡にいて湛水のタイミングを外してしまった。

 その後、も二度ほど、良いときには琵琶湖にいる。これは仕方ないことで、そのタイミングは琵琶湖での撮影とも重なるのだ。

 7月8日も琵琶湖は雨が降っていなかった。まただめだなあ。と思って、関ヶ原を超えると、岐阜は雨模様である。

 しめしめ。と9日夕方、笹濁りの小川にトラップを仕掛けた。


 明けて10日。早朝に回収するつもりが、Wカップ見て、二度寝してしまった。
まあいいかとケータイを見ると、G新聞から取材の申し込みが。そう言えば、今週取材を受ける予定だった。ちょうど良いからサカナを放すところ見に来るように電話する。

 さて、採取はうまくいっているか?

 大成功。

狙っていたサカナが採れている。
タモロコである。
 狙った通りに、採れるとまた喜びが違う。
お腹がパンパンのメスと婚姻色の出たオス。
とても良いサイズが50尾あまり採れたが、思いがけない同居人がいた。

 ナマズのオス 40cmと 70cmくらい1kgはありそうなウナギである。
朝一で揚げなかったので、ナマズとウナギが暴れて、タモロコが死んでいる。

 急いでトラップを揚げる。ナマズは確保して、ウナギには逃げて貰う。かまっている時間がない(残念)

 水槽に入れて計測用の撮影をしているとG新聞のTさんが来た。 つづく

 
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