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リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

ボクの「黒部ダムものがたり」

2013-06-05 17:25:58 | 路上にて(携帯投稿)
 黒部ダム完成から50年 JIJI.com より

 たしか、小学校の高学年5年生くらいだと思う。
 夏休み前に担任の先生から2冊の本を手渡された。

 その本は静岡県の小学生対象の読書感想文の課題図書で、ボクに夏休みの間に読んで感想を書けということだった。
 1冊は確か、超音速機 X1 の開発の話。原作とは違うが、後に「ライトスタッフ」という映画になるエピソードだった。
 その本のことは忘れていたけど、映画をみてサム シェパード=チャック エーガーのファンになった。
 映画自体は宇宙飛行士だったグレン大佐(たぶん)を大統領にするとかいう目的で企画されたとかいう話もあったが、グレンを演じた サム ハリスがはまりすぎで いやらしくて、ボクは断然 サム シェパードが好きになった。

 さて、もう一冊の話だ。
 作者の名前と正確なタイトルは覚えていないが「黒部ダム物語」という本だったと思う。

 ボクは断然 超音速機の本が気に入ったのだけれど、感想文にするには難しかったのか?ダムの本を選んだ。
 よく覚えていないが、登校日に飛行機の原稿をみせたけど、飛行機ではなく ダムを書くように担任教諭に言われたのかもしれない。

 ともかく、ダム開発の話を読んで課題図書のコンクールに応募した(とおもう)。
 黒部ダムの開発史については熟読したので内容は今でもよく覚えているのだけど、ダムを見たいとか、感動したということはないのだから妙なもんだ。
  もしかして、興味もないのに読まされて、感想文を書かされたことが、ボクのダム嫌いの原点なのかもしれない。

 
 ☆テキスト版

 黒部ダム完成から50年=工事犠牲の171人慰霊-富山

1963年6月5日の完成から50年を迎えた黒部ダム=5日午後、富山県立山町

 「世紀の大事業」として知られる黒部ダム(富山県立山町)が5日、完成から50年を迎えた。ダム近くの慰霊碑前では、工事中の落盤事故などで犠牲になった171人の冥福を祈る慰霊祭が行われた。
 慰霊祭には関係者約30人が出席。関西電力の吉津洋一北陸支社長は「受け継いだ素晴らしい設備と困難に負けない不屈の精神力を、これから50年、100年先まで守り引き継いでいく」とあいさつし、延べ1000万人が建設に携わった往時をしのんだ。
 黒部ダムは戦後の電力不足解消のため、関電が黒部川第四発電所(同県黒部市)と共に建設を決断。当時の金額で513億円の巨費が投じられ、1956年7月に着工、63年6月5日に竣工(しゅんこう)式が行われた。
黒部ダムの慰霊碑を前にあいさつする関西電力の吉津洋一北陸支社長=5日午後、富山県立山町

 工事用資材を運ぶための大町トンネル掘削中には、「破砕帯」と呼ばれる大量の水や土砂が吹き出す軟弱な地層にぶつかり、工事は難航。作業員らの苦闘は、石原裕次郎主演の映画「黒部の太陽」にも描かれた。
                   (2013/06/05-14:48)
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1 コメント

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http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4251080718 (にいむら)
2013-06-05 18:38:49
訂正
中学校の課題図書だった・
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4251080718
上記書評子より引用。
『少年少女20世紀の記録11 黒部ダム物語/マンモス・タンカー物語』

発行の翌1964年(木本正次氏が『黒部の太陽』を新聞連載した年)の
「青少年読書感想文全国コンクール」の中学生の課題図書。

あかね書房『少年少女20世紀の記録』(全40巻)は、小・中学校の
図書室に必ず置いてあったドキュメンタリー・シリーズ。

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