リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

明けましておめでとうございます。

2014-01-02 12:23:44 | 路上にて(携帯投稿)

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 2014年の日の出はメコン川の中洲の島で迎えました。この場所ではメコン川 カンボジアとラオスの国境から登ります。

 メコンの流れの中程には柳の林があって、雨季には水没し、乾季には木陰を川面に映します。ラオス側から夜明けとともに船が網を上げに出かけて行きました。静かな中に今日も変わらない日常が始まっていきます。

 しかし、この地方にはもうすぐメコン本流ダムの建設が始まろうとしています。ダムとはなにかを知ることもない人々にとってダムが何をもたらそうとしているのか?

 ボクは記録者として記録を続けてきました。

昨年からはEOS-1DCというデジタルシネマカメラを使って、4Kによる撮影を行っています。普通の生活こそ情報量の多い4K(ハイビジョンの4倍の情報量)で記録すべき という想いからです。

 凄まじい勢いで、メコンの生活は変容していきます。

 それは、江戸から明治の時代に日本が誕生して変容した時代を超えているのかもしれないと感じることもあります。

たぶん、あの時代に海外から来て記録を残そうとして外国人の気持ちが実感として理解できると思うのです。

 

 2014年1月2日 ラオス シーパンドーン コーン島にて 

                                  にいむら

 

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