リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

この虫の販売大手は岐阜にある。

2005-12-08 14:46:53 | 異人録 外来生物を巡って
岐阜の東濃地方は、ヘボ、つまりクロスズメバチ獲りが盛んだ。
蜂の子は結構な値段で取引され、他の地方までヘボ取りに出かける人たちがいる。
 ヘボ獲りに目のない友人から、セイヨウオオマルハナバチの蜂の子は食べられるのか、聞かれたが、わからない。
誰かご存じならお教え下さい。

トマト温室の「働き者バチ」 特定外来生物に指定へ (朝日新聞) - goo ニュース

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トマト温室の「働き者バチ」 特定外来生物に指定へ
2005年12月 7日 (水) 21:43


 温室トマトなどの授粉に利用されているセイヨウオオマルハナバチ(欧州原産)について、環境省の専門家グループは7日、「生態系に重大な被害を及ぼす恐れが高い」として、外来生物法に基づく特定外来生物に指定する方針を固めた。指定されれば、環境相の許可がないと、輸入や飼育は禁止となる。19日の特定外来生物等専門家会合を経て、来春にも正式に指定する。

 環境省によると、セイヨウオオマルハナバチは体長1~2センチほどで、日本に導入されたのは91年。温室でトマトを栽培するとき、ホルモン剤を吹き付けて人工的に実を太らせていたが、このハチに授粉を仲介させることで、人手を大幅に省力化できるようになったという。年間約7万個のコロニー(巣)が流通し、温室トマトの栽培面積の約4割で利用されている。

 一方で、96年に北海道でセイヨウオオマルハナバチの女王の野外越冬が確認された。自然巣も見つかり、野外に定着していることが判明。温室から逃げ出したとみられており、在来のマルハナバチの減少、在来植物への影響も指摘されている。


 この日の会合では、特定外来生物に指定し、(1)使用する場合はハウスから逃げ出さないよう、入り口などにネットを張る(2)使用済みの巣箱をきちんと処理する(3)野外に生息するセイヨウオオマルハナバチに対する調査を続け、防除手法を検討する、などが提案された。

 環境省野生生物課は「セイヨウオオマルハナバチは農業に利用されているが、生態系にも影響を与えてきた。指定を通じて、逃げ出さないための管理の徹底を農家に求めていきたい」と話している。


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