タイ政府の発表では、タイ経済は回復基調とのこと。下記はジェトロの記事から
「タイ国家経済社会開発委員会(NESDC)は5月17日、2022年第1四半期(1~3月)の実質GDP成長率が前年同期比2.2%だったと公表した。2021年第4四半期(10~12月)の1.8%からプラス幅が拡大した。需要項目別でみると、個人消費支出は3.9%増となり、前期(0.4%増)から増大した。新型コロナウイルスにおける政府の規制措置が緩和されたこと、政府の講ずる景気刺激策、外国人観光客数の増加や、タイ人の旅行者数の増加が拡大に寄与した。しかし、高いインフレ率、特にエネルギー、生鮮食品、インスタント食品などの価格高騰などが今後の懸念材料とした。
NESDCはまた、2022年の実質GDP成長率見通しを2.5%~3.5%とし、2022年2月の見通し(3.5%~4.5%)から下方修正した。しかし、国内需要の改善、観光産業の回復、好調な輸出などが支援材料となり、引き続きプラス成長になると予測した」
このタイの大本営発表の経済成長率は、どうもあまり当てにならない。
今日街中をぶらぶらしたが、レストラン、商店、バー、マッサージ屋さんがかなりの数が閉店したまま。一駅間歩いたら、何組も道で寝ている人達が10人程度。ホームレスは増えている。
また中堅どころのショッピングモールとオフィスビル兼用のところは、お店もオフィスも皆閉店。見出しの写真のビルの中の日系のお店や旅行代理店、現地のお店もほとんど閉店。このビルはまだシテイバンクが数フロアー借りているので。シテイバンクのアジアのリテール部門はすべてシンガポールの銀行に買収されており、今後はわからない。
タイの経済の重要な産業は観光業。経済再建の為に入国の制限や隔離をなくしたが、一番のお客の中国人は全く戻ってこない。彼らは帰国後3週間から4週間の自国での隔離がなくなるまでは、海外へはでない。インド人や中東からの観光客が目立つが、以前の中国人観光客ほどの人数には程遠い。日本人や韓国人はまだまばら。
ウクライナでの戦争やコロナのダブルパンチで、世界経済はかなり厳しい状況が継続しそうだ。世界経済が回復しないとタイ への観光客は増えないだらろう。
日本は1ドル132円の円安。今の無能な日銀総裁では、このまま円安が進み150円にいきかねない。日本人にとっても海外旅行は難しくなる。1976年にアメリカの大学に留学した時は、1ドル360円だった。。外貨持ち出し制限があった。3000米ドルだったかな?今の世代は、1ドル360円の時代は想像できないだろう。
お昼に行った、コリアタウンのお気に入りの韓国料理。お客は小生だけ。
日本と違い、おかずは無料で食べ放題。テンジャンチゲは、韓国と変わらない味。
近所のお気に入りのカフェは閉店。ケーキが美味しく、とても良いお店だった。